2015年7月2日木曜日

Kindle Paperwhite




 次はKindle Paperwhiteだ。


仕様(2015年6月30日発売)
価格:¥14,280(プライム会員価格 ¥10,280 )
ディスプレイサイズ:6インチ
反射抑制スクリーン:あり
内蔵ライト: あり
解像度:300ppi
接続:Wi-FiまたはWi-Fi + 無料3G
ストレージ: 最大数千冊(書籍の場合) Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能
サイズ:169 x 117 x 9.1mm
重量:Wi-Fi : 205g、Wi-Fi + 無料3G : 217g
バッテリー:数週間(ワイヤレス接続オフ、一日30分使用)


 Kindleシリーズの高級機。価格的には楽天koboやソニーReaderと競合する製品になるだろう。


 先日紹介したKindleにはない機能を中心に解説することにしよう。


 一つ目の違いは、この製品には内蔵ライトがついていることだ。

 Kindleにはライトが付属していないため、暗いところで使いたいのであれば、このKindle Paperwhite以上の製品を選ぶ必要がある。
 このフロントライトは、液晶ディスプレイのように目に向って光を照射するのではなく、ディスプレイの表面を照らすようになっているため、比較的目に優しい。光源から発せられた光を直接見るのではなく、反射光を見るので、目への負担が軽くなるのである。
 就寝前の読書にもおすすめだ。


 次に挙げるのは解像度の違いだ。

 6月30日に発売された新型Kindle Paperwhiteは、最上級機であるKindle Voyageと同じ300ppiとなった。
 活字だけ読んでいる分にはKindleの167ppiで十分だが、挿絵や写真の部分を見るときや、漫画(コミック)を読む場合は高解像度が活きてくるだろう。文字のサイズが小さい状態で読書したい方にも、高解像度の製品を薦めたい。

 そして、この製品はWi-Fi接続の他に、3G接続できる製品を選択することができる。

 3G接続可能な製品は、Wi-Fi接続しかできない製品に比べて5,000円と少々割高になるが、月額使用料なしで3G回線への接続が可能となる。漫画(コミック)などの容量の大きなファイルはダウンロードできないが、Amazonが3G回線料金を負担しているため、追加費用も煩雑な契約も不要で書籍をダウンロードすることができるのである。

 
 以上を整理すると、

  • 暗所で活用したい
  • 漫画(コミック)を中心に楽しみたい
  • 細かい文字で情報量が多い状態で読みたい
  • スマートフォンなどのテザリング可能な機器を所有していない

 場合には、Kindleではなくて、こちらのKindle Paperwhiteがおすすめだ。
 

2015年7月1日水曜日

Amazon Kindle


 本家本元のKindle。(私はこの製品を持っているので評価が甘くなります。)

仕様(2015年6月28日現在) 
価格:¥8,980 (プライム会員価格 ¥4,980)
ディスプレイサイズ:6インチ
反射抑制スクリーン:あり
内蔵ライト:なし
解像度:167ppi
接続:Wi-Fiのみ
ストレージ:最大数千冊(書籍の場合) Amazonコンテンツはクラウドに無料・容量無制限に保存可能
サイズ:169 x 119 x 10.1mm
重量:191g
バッテリー:数週間(ワイヤレス接続オフ、一日30分使用)


 キンドルシリーズの中で最も廉価で、最も入手しやすい製品である。上記の価格はキャンペーン情報つきの価格。(プライム会員価格で購入するにはクーポンの適用が必要なので要注意。)

 アマゾンプライム会員限定だが、Kindleオーナー ライブラリーというサービスによって、所有しているKindleに毎月一冊無料で本をダウンロードできることを考えると、コストパフォーマンスは極めて高いと言えるだろう。

 ディスプレイの大きさは他のKindleと同じ6インチ。
 この製品だけが内蔵ライトを持っていないが、通常の書籍も暗いところでは読めないということを考えれば、それは大きな欠点ではない。

 他のKindleシリーズに較べ解像度は167ppiと最も低いが、通常の読書の用途からは必要十分な解像度を持っている。私の場合、電子書籍を読んでいて解像度が気になることはない。
 通信がWi-Fiのみ、というところがこの製品の弱点であるかのように見えるが、スマートフォンを持っているのならばこの仕様で十分だ。iPhoneのテザリング機能を使えば、いつでもどこでもインターネットに接続することが可能である。しかも、作品によっては容量の関係でKindleの3G回線ではダウンロードできないものが結構あるのだが、テザリング経由ならどの書籍も問題なくダウンロードできる。少なくともこれまで、私は外出先でシリーズ物の続きが読めないで悔しい思いをしたことはない。
 容量は数千冊ということなので問題なし。
 サイズは非常に小さい。縦横の大きさはハードカバーの小説と新書版の間くらいだろうか。文庫本よりは大きく、厚さは従来の書籍と比較にならないほど薄い。書籍なら半日で読み終ってしまう程度の薄さだと思う。この薄さに数千冊の書籍が収まってしまうのだから、技術の進歩に感謝しなければならない。

 重量は非常に軽い。薄めの文庫本と同じくらいだろうか。女性でも楽々と携帯できるだろう。荷物の多いサラリーマンには嬉しい軽さである。薄いので、鞄の中でかさばらないのも良い。

 バッテリーの持ちも素晴しい。iPhoneもNexus 7も充電を忘れたら翌日は使用できない。外出先で数時間使おうものなら、電池切れになることもあるだろう。

 Kindleなら、1週間鞄に入れたままで大丈夫だ。通勤通学、昼休みに加え自宅で読書しても数日の間はバッテリーを気にする必要はない。常にWi-Fi通信可能な状態のままで運用してこうなのだから、機内モードにして通信を遮断しておけば、電気切れになる可能性は非常に低くなると思う。昔の携帯電話(ガラケー)のように、時々充電すればOKという運用が可能なのである。

 入門機の位置づけだが読書端末としての性能は馬鹿にできない。

 この製品にはキャンペーン情報つきとキャンペーン情報なしの二種類があって、キャンペーン情報ありの方が2,000円安い。キャンペーン情報というのは、スリープ状態の画面に広告が表示されるのだが、上品なものが多く邪魔には感じないだろう。




 セール情報などはむしろ有用と感じる場合も多いので、2,000円節約できることを考えると、キャンペーン情報つきを選んだ方が賢い選択だという考え方もあるかと思う。

 ここからは、個人的な感想になる。

 私の場合は、Nexus 7で電子書籍を読むようになってから読書量が飛躍的に増えた。Nexus 7は何でもできて素晴しい端末なのだが、古くなってきたせいか動作が鈍く感じられるようになってきた。また、就寝前にNexus 7で小説を読んでいると、本が面白いせいもあるかも知れないが、なかなか寝付けないことが多くなったと感じていた。
 
 このKindleを入手してから、外出時にはNexus 7を自宅においてKindleを手に外出することが多くなった。寝る前にベッドに入って本を読むのもKindleを利用するようになった。そして、寝付きもよくなったように感じている。

 Kindleは安い割には所有して満足感が感じられる端末だと思う。


2015年6月29日月曜日

Amazon KindleかFireか

 アマゾンのキンドルはなかなか素晴しい製品だが、Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Voyageと三種類あり、他にもFireというブランドの製品もあってどれを選んだらよいのか分かりにくい。

 製品としては読書専用端末のKindleシリーズと、タブレット端末のFireシリーズの二つにおおきく分類できる。Kindleシリーズは、楽天koboやソニーのReaderとライバル関係にある端末だ。一方、FireシリーズはiPadやNexus 7と同じような機能を持つタブレットである。


■ディスプレイの違い


 Kindleシリーズはディスプレイに電子ペーパー(e-ink)を採用しているのに対して、Fireシリーズは液晶ディスプレイを採用していることが大きな違いといえよう。

 電子ペーパーは画面の切替え動作がやや遅く、現在の技術ではモノクロでしか表示できないが、ディスプレイが直接光を出さないため目に優しく、長時間の読書に向いている。原理的に画面の切替え時にのみ電力を使用するため、電池が非常に長持ちするのも利点である。この電子ペーパーを採用しているKindleシリーズは、充電管理にさほど気を使わず、ほとんど紙の書籍感覚で利用することが出来るのが大きな特徴だ。

 液晶ディスプレイはカラーで美しく表示でき、写真や動画の鑑賞に向いている。勿論電子書籍リーダーとしての表示能力も備えているオールマイティーな存在だが、ディスプレイ自体が光源となっているため、長時間読書をするには向かない。就寝前に液晶ディスプレイを長時間眺めると睡眠の質に悪影響が出るという説もある。


■向いている用途


 Kindleシリーズはどれも軽量であるため持ち運びは容易である。読書をするためには非常に快適な端末である。しかし、「読書専用」なので画像を閲覧するのには向かないし、動画を再生する機能は付いていない。この端末で美術書を鑑賞することも諦めたほうが良いだろう。一応インターネットブラウザが付属しているが、実際のところ実用に耐えるとは言いがたい。
 まさに紙の本を代替する製品と言えるだろう。

 FireシリーズはKindleに比べれば重く、電池の持ちも悪い。外出時に持ち歩くためには、基本的に毎日充電が必要になると思ったほうがよいだろう。場合によっては日に幾度も充電する必要があるかも知れない。主な用途はインターネットや写真の閲覧、動画の鑑賞で、読書は時々するだけという使い方なら、Fireシリーズを選ぶべきだろう。ともかく一台で何でもこなすのが望みならやはりこのFireシリーズがおすすめだ。
 こちらは持ち歩けるパソコンだと言っても良いだろう。


■まとめ


 それぞれ長短のある製品なので、ここまで述べたディスプレイの違いと用途とによって、どちらのシリーズを選ぶか決めるのが良い。


 読書中心に利用したいならKindleシリーズをおすすめする。いろいろやってみたいならFireシリーズがおすすめだ。


2015年4月12日日曜日

曇天文庫の作品をKindleアプリで読む方法

 曇天文庫は青空文庫のデータに表紙をつけ、Kindleやkoboなどの電子書籍リーダー用に編集したデータを配信しているサイトだ。

 青空文庫は素晴しい取組みなのだが、正直に言うとタブレットで読むときのアプリケーションが少々使いづらい。出来れば、いつも使っている、「Kindle」アプリを利用したい。
 そんなときに便利なのが、曇天文庫に置いてあるデータである。

 曇天文庫のデータを「Kindle」アプリで読む方法を紹介しよう。ここで紹介するのは、電子書籍データをパソコンから端末に転送する方法だ。

【手順1】

 まず、アマゾンの「Send-to-Kindle」アドレスを確認しておこう。

 Amazonトップページ>アカウントサービス>コンテンツと端末の管理

 の順で選択しよう。途中でサインインを求められたらメールアドレスとパスワードを入れてサインインする。

 これで、アマゾンから購入した書籍がずらりと並んだ状態になるので、

 上部のタブから、「設定」をクリックする。

 この画面でしたにスクロールして行くと、「Send-to-Kindle」メールアドレスが確認できる。所有している端末ごとに別々のアドレスが割り振られているはずだ。

 このとき、保存設定が「有効」になっていれば、送信したデータはクラウドに保存されるから、いつでも再度ダウンロード可能になる。


【手順2】

 曇天文庫から読みたいデータをダウンロードして適当な場所に保存する。

 このとき、使用している端末用のデータを間違えずに選択すること。


【手順3】

 ダウンロードしたデータを手順1で確認したアドレスへ電子メールで送信する。


 以上、終り。
 これで、自分の端末にデータがダウンロードされる。

 後はのんびり読書を楽しむことができる。

 私のおすすめは、吉川英治の「三国志」。面白くて、読み始めたら眠れなくなる。
 寝不足になること間違いなしだ。


2015年3月22日日曜日

おすすめのiPhoneアプリ【浮世絵】

 iPhoneで浮世絵を無料で堪能できるアプリ【浮世絵】を紹介しよう。

 これはiPhoneで300枚の浮世絵を鑑賞することができるアプリ。無料である。百円払えば、CMが表示されないようにできるが、気にしなければ無料のままでも不都合は無い。気に入った画像はダウンロード可能だ。ダウンロードした画像は「写真」の中に入っているから、壁紙登録できる。
 


 百聞は一見に如かず。葛飾北斎の凱風快晴もこのとおり、壁紙に設定することができる。
 この作品はもともと縦長の作品ではないので、iPhoneの画面にはめ込むために左右がカットされているのだが、それが気にならないくらい素晴らしい壁紙が完成した。

 iPhoneを手にするたびに、ささやかな満足を感じることができる。


凱風快晴(Wikipediaより)(パブリックドメイン)


 凱風快晴のオリジナルの作品は、横長である。葛飾北斎の最高傑作。富嶽三十六景のうちの一枚。この絵に解説は要らないでしょう。日本人なら誰しもこの絵には特別な感慨を抱くはずです。不二とも表現される霊峰富士。

 爽やかで美しく力強い。日本を代表する絵画である。

 さてアプリの画像を見ると、オリジナルを忠実に再現した物では無いようです。が、並べて見なければそんなことは気にならない。

 オリジナルをじっくり堪能したければ、電子書籍を購入すればよいのである。電子書籍の富嶽三十六景は安価に入手できる。




 ホーム画面に設定するとこんな感じ。

 【浮世絵】アプリのアイコンだけ表示されるようにしてみた状態である。


大はしあたけの夕立(Wikipediaより)(パブリックドメイン)


 こちらは歌川広重の大はしあたけの夕立。名所江戸百景の一枚だ。これはもともと縦長の作品だが、上下左右がカットされている。

 絵画として鑑賞しようと思うとオリジナルの方が優れているけれども、iPhone用でちょっとみるには、アプリのサイズがむしろ望ましい大きさであるようにも思える。

 iPhoneが、美術館になったような気がする。


 面白い。


2015年3月7日土曜日

Amazon Kindle For PC

 いつの間にか、KindleのPC版が公開されていた。

 早速、インストールしてみた。

 快適に閲覧できた。

 特に「葛飾北斎 冨嶽三十六景」や「歌川広重 東海道五十三次」のような絵を見せるものには好適だ。これまでAmazonの書籍を読むことができなかったWindowsタブレットやノートPCの所有者には朗報と言えるのではないだろうか。

 これでパソコンを使う目的が一つ増えたような気がする。

 この記事を書きながら、浮世絵物ばかりKindle版を三点も購入してしまった。

 購入したのはこちら
 ・決定版!! 名所江戸百景 歌川広重
 ・愛蔵版!! 葛飾北斎 傑作浮世絵集 (「富嶽三十六景」他・最盛期の揃物6作を完全収録!)
 ・川瀬巴水の東京

 貴重な文化遺産を格安で手元に置き、いつでも干渉することが出来る。

 素晴らしいことである。

 

2015年3月1日日曜日

Amazonインスタント・ビデオで動画を見る

 ようやく3月となったものの、せっかくの休日なのに今日は雨。

 出掛ける気にならないので、気晴らしに「Amazonインスタント・ビデオ」で映画を観た。観た映画は、「NY心霊捜査官」というもの。悪魔祓いものである。映画の出来はまあ70点といったところ。それでも、一応の気分転換にはなった。

 こういうのも休日の過し方としては悪くないと思う。


 我が家のインターネット環境はYahoo! BB ADSL 8M。今となっては、最低の品質だろう。この貧弱な回線で映画を観るなどは無理なのではないか、とお思いだろうが、これが観られてしまうのである。

 標準画質(SD)で約2時間。一度の遅延もなくスムーズに観ることができた。しかも、私はAmazonでいろいろ買物をしているので、ビデオが200円引きになるクーポンがいつの間にかたまっていたので、299円の映画を99円で借りることができた。
 「借りる」と書いたが、使い勝手はまさにレンタルビデオそのもの。299円を払えば48時間(これは作品によりいろいろ設定があるらしい)何度でも借りた作品が見放題で、設定された時間が過ぎると自動的にそのビデオが見られなくなるというもの。

 借りに行く手間も、返しに行く手間も不要。その上、安価である。

 しかし、こういうサービスが出て来てしまうと、今度は本屋ばかりでなくTSUTAYAのような会社も危うい感じがしてくる。消費者としては便利で安く、文句のつけようが無いのだが、また外国の企業に日本の企業が顧客を奪われていくことになるので、少々複雑な気分である。

 まあ、TSUTAYAも最近はレンタルDVDだけではなく、漫画、CDなども取扱うようになっているので、影響はそれほどではないのかも知れないが。


 日本経済のためにも、日本の会社にはますます頑張ってもらいたいものである。