しかし、Kindleは紙の本のように使えるばかりではなく、当然のことながら携帯端末としての利便性を併せ持っているのだ。
電車の中で単行本を読んでいて、意味の判らない言葉が出てきた場合でも、大抵の場合は辞書を引いて言葉の意味を調べることはできない。前後の言葉とのつながりから、何となく理解したつもりになって、読書を続けてしまうのが一般的だと思う。
しかし、Kindleなら読書中に簡単に言葉の意味を調べることが可能である。
Kindleで「書生」を辞書で調べたところ |
Kindleで「書生」を辞書で調べたところ。調べたい言葉を指で長押しするだけで辞書が立ち上がる。読書しながら、気軽に言葉の意味を調べることができるのは電子書籍ならではの利点であろう。
もっとも、言語の習得のためには、初めて見る言葉を前後の文章からその意味を類推しながら、その言葉を自分のものにしていくものなのであって、そういう学習の機会が失われるという問題がないではないのだが、まあ大人が娯楽のために本を読む分には単純に便利な機能だと考えておいて差支えないだろう。
インターネットに繋がっていればWikipediaの記述内容を参照することもできる |
インターネットに接続した状態なら、Wikipediaの記述内容を参照することも可能である。
英語の本を読んでいるときに、英和辞典で単語の意味を調べることもできる。
しかもWord Wiseという機能を活用すると、自動的に英英辞典が表示されるようになる。
これなら、子供の頃に読んだシャーロックホームズシリーズを原語で読むこともできるかも知れないな。
多分、読むときは日本語で読むと思うけれど。
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