三国志を読了した。
青空文庫で公開されたことを発見したのが9月初旬。それから読み始めたので、5ヶ月ほどかかったことになる。その5ヶ月の間、他の本は読まずに、三国志ばかり読んでいた。文庫本八冊の分量を、連続して二度通読した。
三国志は若い頃、多分20年くらい前に何度か読んだけれども、今回読んでみてその素晴らしさを再確認した次第である。
実は最初青空文庫にあるものを無料でダウンロードして読み始めたのだが、漢字(特に地名)がきちんと表示されないのに辟易して、結局アマゾンから購入してしまった。Nexus 7(2012版)にインストールしてあるアプリ「Kindle」で読み直した。さすが、書店が販売しているものだけあって、漢字は正しく表示されて今度は違和感は感じなかった。
さて、著作権の保護期間が終了した作品は青空文庫で無料で読むことができるが、こういった大作の場合、データが細かく分割されて公開されるので読みにくい嫌いがある。そこでお薦めなのが曇天文庫だ。青空文庫のデータを統合して表紙をつけて公開しているもののようだが、こちらのほうが扱いやすい。
そして、最後はお金を払ってアマゾンから買う方法がある。
箇条書き風にまとめてみると、
・吉川英治「三国志」(青空文庫)(無料)
・吉川英治「三国志」(曇天文庫)(無料)
・吉川英治「三国志」(アマゾン)(有料)
データをNexus 7に送る方法をまとめてみると、
・青空文庫のデータをNexus 7で読む方法はこちら。
・曇天文庫のデータをNexus 7(Kindleアプリ)に送る方法はこちら。
アマゾンで買ったものをアプリのKindleで読む方法はとても簡単なので説明するまでもないでしょう。電子書籍は重たい本を持って歩く必要がなくなったというだけでも大変ありがたいものです。それも、古い本なら無料で読むこともできる。タブレットがなくても、iPhoneなどのスマートフォンでも結構読書できてしまいます。アマゾンで買ったデータの良いところは、iPhoneでもNexus 7でも端末を選ばずに読めてしまうところ。しかもiPhoneで読んだ続きをNexus 7で読むといった芸当も(勿論その逆も)可能だ。
若い頃は結構読書したけど、最近はね。という方は試してみる価値があるかもしれません。