2012年10月28日日曜日

無料で読める【ブラックジャックによろしく】

 佐藤秀峰氏の漫画、「ブラックジャックによろしく」を無料で読むことができる。

 もちろん違法でも、もぐりでもない。

 著作権者の佐藤秀峰さんが、商用、非商用を問わず自由に使用することを許諾しているからだ。著作者人格権も行使しない、と宣言しているので、派生作品を作ることも著作権法上問題にならないのだろう。台詞を大阪弁にしたものなどの二次使用作品の公開も始まっている。

 これまでの出版業界のやり方に愛想を尽かしての行動らしいが、私としては素直に無料で作品が読めることを喜びたい。また、無料の作品を読み終えた後、続きが読みたくなったら、是非このサイトから購入したいと思っている。

 私は昨日この情報に気付いて、「漫画onWeb」でこの作品を読み始めた。ストリーミング再生も、ダウンロードも無料である。(ダウンロードには無料の会員登録が必要。)
 「ストリーミング」から進むと、ブラウザ内でビューアが立ち上がって、14インチディスプレイのノートパソコンでもストレスなく読むことができた。何度も言うが無料です。

 漫画onWebのトップページから「ブラックジャックによろしく」の作品一覧へ行く方法が少々分りにくいのでリンクを貼っておこう。

 まだ、第5巻を読んでいるところだが、なかなか感動的で、幾度涙を拭いたか分らない。恥かしくて女房の前では読めない作品ですな。

 パソコンばかりではなく、iPhoneやAndroid端末でも無料で閲覧可能です。

 iPhone版の無料アプリ(無料で全巻! ブラックジャックによろしく)があるのですが、字が小さすぎて読むには少々辛いですね。こうなると、iPadがほしくなってしまいました。

 とくにiPad mini。魅力的ですね。後一万円安ければ絶対買うんですけどね。

2012年10月21日日曜日

Windows 8にアップグレードすべきか?

 私のデスクトップパソコンにはWindows 7がインストールされている。ノートパソコンも同じくOSはWindows 7である。

 そろそろWindows 8が発売される。アップグレード版ならばずいぶん安価に入手できるので、アップグレードしてみたい誘惑にかられている。しかし、windows 8はタブレットのようにタッチ操作を意識した操作性を採用しているらしく、従来のハードウエアで、マウスとキーボードを使って操作するには少々面倒なところがあるらしい。

 インターネットでこのOSについて検索すると、絶賛する記事と、こきおろすような記事とが混在していて判断に苦しむところであるが、どちらかというと無理してアップグレードする意味がない、というような記載が多いようだ。

 しかし、価格があまりにも安いので、新しい物好きの私は誘惑に負けそうになっているのだ。

 さて、どうしたものか。

2012年10月13日土曜日

必要性と危険性

 先日のオスプレイの記事の続きである。

 航空機は危険である。こちらの記事によると、エジプト航空は100万フライトあたり7.60回事故が起きるらしい。航空機に乗っていて事故にあえば命にかかわるし、市街地に墜落すれば大惨事になることは想像に難くない。

 自動車も同じである。われわれは毎日危険と隣りあわせで生活しているのだ。

 しかし、ただ「危険」だからという理由で、航空機や自動車の運用をヒステリックに非難するような議論は寡聞にして私は知らない。

 それは何故かというと、飛行機も自動車も我々の生活に必要だから、危険性を取り立てて論じようとはしないのである。勿論、事故が頻繁に起きるようなら考えなければならないが、必要性と照らし合わせて無視できるレベルであれば、危険性は意識の外に押し出しておいて、必要性を充足させることに専念するのが普通の人間行動であろう。

 オスプレイの報道を聞いていて、疑問に思うのは、この「必要性」についての議論が圧倒的に欠けているということなのだ。現在の日本は国防については日米安全保障条約に頼るところが大なのであるが、その米軍の新型機の展開の「必要性」についてまじめに取り上げた報道に接した記憶がない。

 それとも、日本のマスメディアは自国の防衛の「必要性」を否定したいのだろうか。

 まったく、理解できない。

 

2012年10月12日金曜日

オスプレイは本当に危険なのか

 防衛省から、オスプレイの事故率についての発表があった。9月17日付である。

 多忙であったためか、私はこの発表についてテレビや新聞で見た記憶はない。

 端的に言えば、海兵隊仕様のオスプレイは特に危険とは言えないレベルである。MV-22の事故率は1.93で、「米軍運用航空機の中でも平均以下」で、「海兵隊回転翼機の中で最小」の事故率だという。

 私の印象では、この発表以降も感情的に危険性を煽った報道ばかりが目に付いた気がするのだが、公正中立な報道というものはこの日本で期待することはできないのだろうか。

 まったく残念である。

2012年10月11日木曜日

iPhone 4 修理

 先日、iPhone 4の修理のために、帰宅途中に再び銀座のApple storeを訪ねた。予約の時刻より少々早く着いたが、待たされることなくカウンターに案内された。

 バイブレーション機能がおかしいことは予約時のメッセージで通知済みである。短い会話の後、すぐに修理を開始してくれた。
 15分も待たずに修理が完了。予約していた時刻にはすでに修理が完了していた。

 以前、ホームボタンがおかしくなったときはすぐに新品交換となったのだが、今回は部品交換で対応となった。また新品に換るかな、と少々期待があったので残念な気がしないでもないが、きちんと動作するようになったのだから、文句のつけようもない。

 延長保証に入っていたので、今回も費用はかからなかった。延長保証のために支払った金額は、これで完全に元が取れたと思う。

 Apple storeで相談すると、その場で修理が終るところは精神衛生上なかなかよいものだ。
 普通の携帯電話の場合は、修理に出すとその間使いにくい旧式の携帯電話を代りに使わなければならないのは、結構ストレスに感じるものなのである。その点、Apple Storeに持込めば、即座に修理(場合によっては新品に交換)してくれるので、そういう不便は無縁である。

 iPhone 5を手にする日まで、再び壊れることなく機能してくれるのだろうか、わが愛用のiPhone 4は。

2012年10月6日土曜日

iPhone 4のバイブレーションが働かない

 最近、アイフォーン(iPhone 4)に電話がかかってきてもその時は気付かず、しばらくたってから着信履歴で電話があったことを知るということが幾度かあった。勤務中はいつもマナーモードに設定しているから、バイブレーションが作動してもたまたま気付かなかっただけなのだろうと思っていたが、今日、バイブレーションがきちんと機能していないことに気付いた。

 いろいろ設定を変えて、職場の電話からiPhoneに電話をかけてみたが、バイブレーション機能が作動することはなかった。

 自宅に帰り、深夜に復元を試してみたが改善しない。
 今は改善しないことを確認した上で、バックアップからiPhoneを復元し、大量の音楽データなどの同期が進行中である。

 また、銀座のアップル・ストア、ジーニアス・バーへ行って直してもらわなければならないようだ。そろそろiPhone 5に買い替えようかと思っていたのだが、まだ迷っている段階だから、まずはiPhone 4をきちんと使える状態にしないと不便で仕方がない。

 一応携帯電話なのだから、着信時に電話に出ることが出来なければ、いろいろ困ることになるのである。

2012年10月1日月曜日

尖閣諸島問題を考えるために、中国共産党侵略の歴史

 中国共産党は日本が侵略行為を行ったと事あるごとに非難する。

 明治維新以来、我が国が日清戦争、日露戦争、支那事変(大東亜戦争の一部でもある)によって大陸に権益を拡げていったことは歴史的事実である。そして、その戦争のそれぞれが我が国の領土的野心によって引き起こされたものであるか、国家安全保障上の理由により(つまり自衛のために)遂行されたものであるかについては、ここで論じようとは思わない。

 そして、日本は連合国(United Nations)との戦争に敗れ、ポツダム宣言の受諾、サンフランシスコ講和条約の締結によって明治維新以降に手に入れた海外権益を放棄した。中華民国(台湾)とはサンフランシスコ講和条約の締結によって国交を回復し、大韓民国とは日韓基本条約の締結により国交を回復し、中国共産党とは日中共同宣言によって国交を回復した。

 特筆しておきたいのは大韓民国との間では「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」第二条第一項で、「両締約国は、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、(中略)完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。」と約束していることだ。これは3億ドル相当の無償供与を初めとする多額の経済援助と同時に約束されたものだ。にも拘らず、条約締結後も繰り返される賠償請求が適当なものかどうか、日本人は冷静に考えてみる必要がある。日本のマスコミがなぜこの点をきちんと報道しないのか、まったく理解に苦しむところだ。

 話が横にそれた。

 一方、中華人民共和国建国宣言以来、中国共産党は多数の領土を侵略し、暴力によってその地域を今も支配している。満洲人の皇帝によって建国された清が(当然ながら)満洲をその勢力範囲に持っていたことを根拠に、満洲は「中国」固有の領土だと主張し、自国の領土に組み入れた。満洲は万里の長城の北側に位置し、漢民族歴代王朝の版図の外にあったはずだが、間違っているだろうか。
 満洲民族は満洲の地でも少数民族となり、その固有の文化はいまや風前の灯となっている。

 尖閣問題を考えるために、我が国固有の領土を侵略しようとしている中国共産党の侵略の歴史を知ることは極めて重要であると言わなければならない。

 以下、事実だけを簡単に列挙しよう。


  • 1945年 大東亜戦争(第二次世界大戦)終結
  • 1948年 中国共産党、満洲を手中に収める
  • 1949年 国共内戦に勝利した共産党が「中華人民共和国」建国を宣言
  • 1949年 南部モンゴルの内モンゴル自治政府、中華人民共和国に参加
  • 1949年 東トルキスタンを中華人民共和国が統一
  • 1949年 漢民族の内モンゴルへの大量移入開始
  • 1950年 チベット侵攻開始(征服)※120万人が虐殺または行方不明(全人口の1/5)(チベット亡命政府や西側諸国政府の調査による)
  • 1951年 サンフランシスコ講和条約(日本主権を回復)
  • 1955年 東トルキスタンに新疆ウイグル自治区設置
  • 1964年 東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)で核実験開始(大量の死者、被害者
  • 1966年 文化大革命開始(支配地域で多数の死者)※一説によると死者1000万人以上とも
  • 1966年 内モンゴル自治区で人民革命党粛清事件(モンゴル人大量粛清
  • 1968年 尖閣諸島周辺に大量の石油資源の埋蔵が発見される
  • 1970年 内モンゴル自治区廃止
  • 1970年 南シナ海南沙諸島周辺に油田(バホー油田)が発見される
  • 1971年 中華民国が尖閣諸島の領有権を主張
  • 1971年 中華人民共和国が尖閣諸島の領有権を主張
  • 1972年 日中共同宣言(尖閣諸島については棚上)
  • 1972年 ベトナム侵攻(中越戦争)(中国共産党敗退
  • 1974年 西沙諸島の領有権を巡り中華人民共和国とベトナム共和国(南ベトナム)が交戦
  • 1977年 文化大革命終結
  • 1979年 内モンゴル自治区再設置(モンゴル人は少数派となり固有の文化も破壊された
  • 1988年 南沙諸島の領有権をめぐり中華人民共和国とベトナム両海軍が交戦
  • 1995年 人民解放軍の艦艇がフィリピンが領有を主張するミスチーフ礁などを占領
  • 2009年 東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)でウイグル騒乱(死者多数


 ここまで書いて、疲労感に襲われたのでもうやめる。これ以上記載はしない。1980年以降スカスカになっていますが、中国共産党が急に紳士的になったわけではないと思う。

 中国共産党によるチベットの度重なる虐殺行為は、これだけの文字で表現しきれないものである。中国共産党の抑圧に対し、度々蜂起がおき、その度にチベット人の血が大量に流されるという結果が繰り返されているのだ。
 また、地図を見ての素朴な感想だが、南支那海の南沙諸島はベトナム、フィリピン、マレーシアの間に存する領域で、ここの領有権を中華人民共和国や中華民国(台湾)が主張するのは厚かましいことだとの印象をうける。飽くまでも、個人的な印象でしかないが。

 大変不快な事実だが、この侵略国家と対峙する日本国民として、最低限これだけのことは知らなければならないと思う。

 日本のマスコミはこの中国共産党の侵略の歴史をきちんと報道した上で、それでもこの国に対して領土問題について譲歩すべきかどうか論評してもらいたい。重大な事実を伝えることなしに、皮相的な批判を行うことは無意味である。
 それとも、偏向した主張をしたいがために、敢えて事実を隠して報道しないのか。

 ※ネットで調べながら書いています。誤りがあったら、コメントをください。対処します。