2014年8月13日水曜日

光学ドライブの換装

 先日、dBpoweramp CD Ripper を利用してCDのリッピングを行っていたら、一昼夜かけてもリッピングが終了しない曲があった。そのCDは15曲目以降のリッピングに異常に時間がかかり、20曲目に到っては何度やり直してもきちんと読み込むことが出来なかったのである。

 20曲目は一昼夜パソコンを動かしたあとでリッピングを断念。試しにノートパソコン(ThinkPad Edge E420)でリッピングしてみたら驚くほど簡単にリッピングが完了した。こちらのパソコンには dBpoweramp CD Ripper は導入していないので iTunes でリッピングした結果である。


 居間のデスクトップパソコンの光学ドライブの不調を疑って、とりあえずドライブを換装した。

 今回使用したのは、「LITEON スーパーマルチドライブ iHAS324-17」 SATA接続の内蔵型DVDドライブである。安価なドライブだが、「SMART-X」という機能があって、「音楽CDなどのリッピング時に適切な読出し速度を自動的に設定して、読み出しエラーを最小限に抑え、高速なリッピングを可能にします。」ということなので、こちらのドライブを選んだ。




 送料込みで2160円。こちらに変えてから再度同じCDをリッピングすると、時間はかかったものの、それでも40分ほどで問題の曲を含むディスク全体に対して、きちんと「AccurateRip」が完了した。CDにもそれなりに問題があったらしい。

 これで問題が光学ドライブの不調にあったことが確認できた。光学ドライブはパソコンの主要パーツの中で唯一機械的な駆動部分を持つ部品だから消耗品だとは思っていたが、それにしてもまだ交換してから半年程度しか経っていないと思う。CDのリッピングは数え切れないほどしたから、寿命が来たと割り切ることにした。安価なものなので、保証書は捨ててしまったし、保証を受けるにしても大抵は送料を負担して部品を送らなければならないので、安物のCDドライブの場合は購入してしまったほうが簡単なのだ。

 CDのリッピングがうまく行かない場合は、光学ドライブの不調を疑っていみるとよいのではないだろうか。


2014年8月10日日曜日

オーディオCDのリッピング

 CDからのリッピングは、dBpoweramp CD Ripper を利用している。

 これまで、iTunes を利用してきたのだが、本当にきちんと音楽データが取り込めているのかどうか疑問に感じていた。インターネットで調べると、「Exact Audio Copy(EAC)」か「dBpoweramp CD Ripper」が良いと書いてある。EACは無料なので、当然そちらを使おうと考えたのだが、EACを使って直接アップルロスレスオーディオを作成するのはなかなか複雑な設定が必要らしいので、導入を断念した。

 そこへいくと有料のソフトだけあって、「dBpoweramp CD Ripper」は設定が比較的簡単だ。これまでiTunesで運用してきたような方法で、フォルダを作成してその中に音楽データを格納させることも可能だ。

 なにより、正確にデータを取り込める仕掛けがしてあるところが良い。リッピングしたデータを AccurateRip データベースと照合して同じデータがある場合はそれでリッピングを終了する。このときどれだけ合致したデータがあるかを知ることが出来る。データベースに一致するデータがない場合は何度もリッピングして、データが一致すればそれで終了。おかしなところがある場合は更に詳細なリッピングを行ってくれるので、精神的に安心できる。39米ドル。クレジットカードで支払い可能。

 多分、これ以上の方法は存在しない。と勝手にそう思うことにして、これ以上の詮索はしないことにした。あまりいろいろ考えると、気になるばかりで楽しくないので。

 趣味で楽しむために音楽を聴いているのだから。

2014年8月9日土曜日

PCオーディオ環境の構築

 ネットワークオーディオの導入に向けて心は傾いていたのだけれども、予算の関係で当面ノートパソコン(ThinkPad Edge E420)を活用してPCオーディオ環境を構築することにした。

 ノートパソコン(foobar2000使用)→USB-DAC→オーディオアンプ→スピーカー

という経路で音楽を鳴らすことにしたのである。

 音楽のリッピングは居間にあるメインのデスクトップパソコンで行い、モバイル用のハードディスク(HDD)にコピーする。このHDDをノートパソコンに接続して音源にする。

 NASに置いてあるバックアップデータから音源を直接ノートパソコンへコピーすることも可能なのだが、Wi-Fi 経由で音楽データをコピーすると楽曲の途中に雑音が入ることがあるので、今のところこの一手間が必要な作業となっている。
 NASのバックアップデータを使う方法は、コピーのコピーになるのでエラーが入る可能性が増えるということなのだろうか。インターネットで少し調べて見たのだが、この現象については同様の事例は見つけられなかった。そのため、解決策も見付からない。

 これで、大量にあるCDを探し、一枚聴く度にディスクを入れ替えるという手間が不要になった。音質も、少なくともこれまで使っていた安物のCDプレイヤーと同等以上だ。

 大量の音楽ライブラリーの全曲をまたいだランダム再生のような、これまで不可能であったことが可能になったことにも満足している。
 いつも同じような曲ばかり聴いているために、何年も聴いていない曲があるものだが、この方法で再生すると、何年も聴いていなかった曲の新しい魅力に気付いたりすることがあって、なかなか楽しいものである。

 Nexus 7 にインストールした「foobar2000 controller」を使えば、ベッドに寝転んだ状態で、曲を選んだり音量を調節したりすることができる。

 寝転んで音楽を聴いていて、「この曲はなんていう曲名だったっけ?」という疑問もこのアプリを使うと、寝転んだままで解決することが可能。

 PCオーディオ。

 ノートパソコンが余っているようなら、USB-DACさえ購入すればこういうことが可能になるのである。なかなか面白いと思う。