2013年1月27日日曜日

Nexus 7 用格安ケースが安いのになかなか良くできている件


 昨年末に購入したNexus 7用にケースを購入した。

 Kindle Fire HDやiPad mini と最後まで悩んだ挙句、片手で持ちやすい大きさが気に入ってNexus 7を選択したのである。

 液晶保護シートは貼り付けていたが、剝き出しのままで鞄に放り込んでおくことが少々不安に感じられたので、アマゾンで送料込400円のケースを購入した。インターネットで検索してみたところ、装着すると一見システム手帳のように見える上品なケースもいろいろ販売されていたのだが、ケースを装着した結果、せっかくちょうど良い大きさのNexus 7が、持ちづらくなってしまうのではないかと思い、袋のような形状のケースを選択したのである。

 このケース。たった400円なのに、香港から郵送されてきた。しかもこの400円には送料も含まれている。

 材質は「PUフェイクレザー」。合成皮革だが肌触りは悪くないし、程よいクッション性もあり、重さもタブレットだけを鞄に入れていたときと比べて負担が増えたようには感じない。色も嫌味のない自然な色合いで、ドロイド君のワンポイントが洒落ていて、一目見て気に入った。

 これで、無造作に鞄に入れておいても、傷が付いてしまうことを心配しなくてよくなったのである。

 このケースはNexus 7専用ではないから、Nexus 7を収納した状態でもまだ余裕があるから、他の7インチタブレットも問題なく収納できるのではないかと思う。
 
 値段の割りに素晴らしい出来栄えの製品である。



2013年1月14日月曜日

Nexus 7 購入

 12月上旬に「今の私にとって、タブレットを入手する必要はない」で終る記事を書いたばかりであったのだが、結局のところ誘惑に負けて年末にNexus 7を購入してしまった。購入したのは32GBモデル。国内でも3G回線対応版が出るという噂もあったようだが、ランニングコストをかけるつもりはなかったので、Wi-Fiモデルを購入した。


左がNexus 7。たまたま機内モードになっている(就寝中は機内モードにしています)。
右は大きさの比較のために置いたiPhone 4。

 最後まで、Kindle Fire HDとどちらにするか迷ったのだが、汎用性に期待して最終的にはNexus 7に決めた。片手でつかめる大きさと、重量も決定の決め手となった。縦長に持ったときに寝転がった状態で小説を読むには、ベゼル(枠の部分ですね)が狭すぎて持ちにくいこともあり、正直言うと、今でも、Kindleで良かったのではないか、と少しだけ思っているが、Nexus 7には非常に満足している。(あ、電車の中で縦画面で小説を読むにはこのサイズはぴったりですよ。片手で吊革に摑まって、片手で小説を読むにはまったく問題ありません。中年男性で運動が苦手の筆者でも、重さは読書の負担にはなりません。)

 今まで、寝てもさめてもiPhone 4だったのだが、急にNexus 7に宗旨替えというわけで、家内からは「浮気者」と揶揄されているが、この機械はそれだけ良くできているのである。

 購入してから約2週間。今のところ何故かNASには接続できないのだが、自宅の無線LANにも簡単に接続できた。外出時は公衆無線LANを使えばインターネットにも接続可能。近々、iPhone 4をiPhone 5に買い換える予定なので、そうしたらテザリングの機能を利用して、いつでもインターネットに接続できるようにするつもりである。

 先日の記事にも書いたとおり、お気に入りのiPhoneとの使い分けをどうするのかという問題は残る。正直、これがあればiPhoneは不要であるような気もしているが、こちらはランニングコストがかからないので、あまり深く考えず両方持ち歩くというのも悪くないと、今は考えている。落としたり盗まれたりしたときのセキュリティを考えて、iPhoneは仕事兼用。Nexus 7は遊び専用という分け方もあるかも知れない。

 正月休みもあったので、じっくりいじることができたのだが、今まで入れたアプリは(ゲームを除けば)上の写真に写っているとおりである。

■今までにインストールしたアプリ(ゲーム除く)
 ・アバスト!(無料)
 ・アマゾンKindle(無料)
 ・Yahoo! Box(無料)
 ・ESファイルエクスプローラ(無料)
 ・青空プロバイダ(無料)
 ・縦書きビューワ(無料)
 ・MX動画プレーヤ(無料)
 
 最も使用頻度が高いのは、「青空プロバイダ」と「縦書きビューワ」だ。青空文庫で公開されている無料の作品に簡単にアクセスできる。今は、吉川英治の「私本太平記」に夢中になっている。全8巻。文庫本は一冊700円ほどで売られているようなので、全館そろえれば5~6千円ほどかかるものが、無料で読むことができる。しかも電子データなので、文庫本を持ち歩く手間も不要。
 アイフォーンの豊平文庫では何故か「私本太平記」にアクセスできなかったのだが、今日確認したら第3巻まで検索結果に表示されていた。1月14日現在、青空プロバイダでは既に第6巻までアクセス可能だから、豊平文庫は青空文庫で作品が公開されてから、検索できるようになるまでに少しタイムラグがあるらしい。
 この点、青空プロバイダはタイムラグなしに、作品がダウンロードできるので、少しだけ優れていると言えるだろう。
 ちなみにこの作品はアマゾンの電子書籍版は相変わらず有料のままで、青空文庫からの転載は今のところされていない。KindleはiPhoneと連携できるなど、使い勝手も良いので、少々残念である。