2015年3月22日日曜日

おすすめのiPhoneアプリ【浮世絵】

 iPhoneで浮世絵を無料で堪能できるアプリ【浮世絵】を紹介しよう。

 これはiPhoneで300枚の浮世絵を鑑賞することができるアプリ。無料である。百円払えば、CMが表示されないようにできるが、気にしなければ無料のままでも不都合は無い。気に入った画像はダウンロード可能だ。ダウンロードした画像は「写真」の中に入っているから、壁紙登録できる。
 


 百聞は一見に如かず。葛飾北斎の凱風快晴もこのとおり、壁紙に設定することができる。
 この作品はもともと縦長の作品ではないので、iPhoneの画面にはめ込むために左右がカットされているのだが、それが気にならないくらい素晴らしい壁紙が完成した。

 iPhoneを手にするたびに、ささやかな満足を感じることができる。


凱風快晴(Wikipediaより)(パブリックドメイン)


 凱風快晴のオリジナルの作品は、横長である。葛飾北斎の最高傑作。富嶽三十六景のうちの一枚。この絵に解説は要らないでしょう。日本人なら誰しもこの絵には特別な感慨を抱くはずです。不二とも表現される霊峰富士。

 爽やかで美しく力強い。日本を代表する絵画である。

 さてアプリの画像を見ると、オリジナルを忠実に再現した物では無いようです。が、並べて見なければそんなことは気にならない。

 オリジナルをじっくり堪能したければ、電子書籍を購入すればよいのである。電子書籍の富嶽三十六景は安価に入手できる。




 ホーム画面に設定するとこんな感じ。

 【浮世絵】アプリのアイコンだけ表示されるようにしてみた状態である。


大はしあたけの夕立(Wikipediaより)(パブリックドメイン)


 こちらは歌川広重の大はしあたけの夕立。名所江戸百景の一枚だ。これはもともと縦長の作品だが、上下左右がカットされている。

 絵画として鑑賞しようと思うとオリジナルの方が優れているけれども、iPhone用でちょっとみるには、アプリのサイズがむしろ望ましい大きさであるようにも思える。

 iPhoneが、美術館になったような気がする。


 面白い。


2015年3月7日土曜日

Amazon Kindle For PC

 いつの間にか、KindleのPC版が公開されていた。

 早速、インストールしてみた。

 快適に閲覧できた。

 特に「葛飾北斎 冨嶽三十六景」や「歌川広重 東海道五十三次」のような絵を見せるものには好適だ。これまでAmazonの書籍を読むことができなかったWindowsタブレットやノートPCの所有者には朗報と言えるのではないだろうか。

 これでパソコンを使う目的が一つ増えたような気がする。

 この記事を書きながら、浮世絵物ばかりKindle版を三点も購入してしまった。

 購入したのはこちら
 ・決定版!! 名所江戸百景 歌川広重
 ・愛蔵版!! 葛飾北斎 傑作浮世絵集 (「富嶽三十六景」他・最盛期の揃物6作を完全収録!)
 ・川瀬巴水の東京

 貴重な文化遺産を格安で手元に置き、いつでも干渉することが出来る。

 素晴らしいことである。

 

2015年3月1日日曜日

Amazonインスタント・ビデオで動画を見る

 ようやく3月となったものの、せっかくの休日なのに今日は雨。

 出掛ける気にならないので、気晴らしに「Amazonインスタント・ビデオ」で映画を観た。観た映画は、「NY心霊捜査官」というもの。悪魔祓いものである。映画の出来はまあ70点といったところ。それでも、一応の気分転換にはなった。

 こういうのも休日の過し方としては悪くないと思う。


 我が家のインターネット環境はYahoo! BB ADSL 8M。今となっては、最低の品質だろう。この貧弱な回線で映画を観るなどは無理なのではないか、とお思いだろうが、これが観られてしまうのである。

 標準画質(SD)で約2時間。一度の遅延もなくスムーズに観ることができた。しかも、私はAmazonでいろいろ買物をしているので、ビデオが200円引きになるクーポンがいつの間にかたまっていたので、299円の映画を99円で借りることができた。
 「借りる」と書いたが、使い勝手はまさにレンタルビデオそのもの。299円を払えば48時間(これは作品によりいろいろ設定があるらしい)何度でも借りた作品が見放題で、設定された時間が過ぎると自動的にそのビデオが見られなくなるというもの。

 借りに行く手間も、返しに行く手間も不要。その上、安価である。

 しかし、こういうサービスが出て来てしまうと、今度は本屋ばかりでなくTSUTAYAのような会社も危うい感じがしてくる。消費者としては便利で安く、文句のつけようが無いのだが、また外国の企業に日本の企業が顧客を奪われていくことになるので、少々複雑な気分である。

 まあ、TSUTAYAも最近はレンタルDVDだけではなく、漫画、CDなども取扱うようになっているので、影響はそれほどではないのかも知れないが。


 日本経済のためにも、日本の会社にはますます頑張ってもらいたいものである。