2012年2月29日水曜日

【知っていると便利なiPhoneの小技】ブラウザのページ最上部に瞬時に戻る方法

iPhone 4でインターネットを見ていて、ページ最上部に戻りたいことがある。そんなとき、皆さんはどうしているだろうか。

ページを読みながら上から下へスクロールするときは読みながら少しずつスクロールするので苦にならないのだが、随分下までスクロールして来てしまったブラウザなどの画面を、親指で一生懸命最上部まで戻すのは結構面倒くさい。ちまちま、指を動かしている方にこんな方法があることをお知らせしよう。

答えは簡単。

iPhone最上部の時計が表示されている部分を軽くタップして見てもらいたい。これで、簡単に画面が最上部まで一気にスクロールされるはずだ。実際には時計の部分だけではなく、電波の受信状況やバッテリーの残量が表示されているあたりをタップしても同じ効果がある。

ちなみに、この方法は、「写真」アイコンからカメラロールを見ているときも使用することができる。途中まで写真を見てきて、また最上部に戻りたいときに、iPhone上部の時計表示部分をタップすると、一気に写真が下に流れていって、最初の写真に戻ることができるのだ。

2012年2月27日月曜日

TinkPad Edge E420の操作系


ThinkPad Edge E420の操作系、赤いトラックポイントが象徴的だ

トラックポイント、タッチパッド部分を拡大

IBM時代から、ThinkPadシリーズのノートパソコンは、トラックポイントをはじめとするその独特の操作系で評価が高かった。ThinkPadブランドがLenovoに移った後も、この操作系は依然として健在である。

私は今回初めてThinkPadと名のつくノートパソコン、TinkPad Edge E420を購入したのであるが、購入を決めるまでの間、普通のノートパソコンにはないこの操作系についてなかなか理解することができず、いろいろと調べた結果、ようやく自分なりの理解に到達できたことを覚えている。実際に手元に届いたThinkPad Edge E420の操作性は購入前に想像した通りであったが、製品を実際に手にするまでの間、その自分の得た結論に完全には自信が持てなかったものだ。タッチパッドの上、スペースキーの下にある三つのボタンの使い勝手が特に分りにくかった。そこで、同じような疑問をお持ちの方のために、今回このTinkPad Edge E420を材料に、ThinkPadの操作系について解説してみたい。



トラックポイントの操作性

左から、赤いトラックポイント、左クリックボタン、スクロールボタン、右クリックボタン


キーボード中央にある赤いポッチをトラックポイントと呼ぶ。ゲーム機のジョイスティックと同様の機能を持っていると言えばお判りいただけるだろうか。トラックポイントはキーボードの「G」と「H」と「B」との間に配置されており、両手をホームポジションに置いたまま操作が可能となっている。

トラックポイントはこのポッチを上下左右に押す力の加減によって、マウスポインタの動く速さを制御できる。実際に微妙な調整も可能で、外出時などにマウスを持参しなくても、それなりの操作性が約束されていることはうれしい。

赤い線の入った左右のボタンが「左クリック」「右クリック」ボタンだ。これには説明の必要もないだろう。マウスで操作する時の「左クリック」「右クリック」に相当する。


右手をホームポジションに置いたままスクロールさせている状況
そして、この左右のクリックボタンの間、中央に配置されたボタンが、トラックポイントでスクロールを実現させるためのボタンだ。私が購入前にもっとも理解、確認に手間取ったのが、このスクロールボタンだ。(正式な名称は判らない。)

このボタンを押すと、ディスプレイに表示されたマウスポインタがスクロール可能を意味するアイコンに変化する。この状態でトラックポイントを上下に操作することで、画面をスクロールさせることができるのだ。

左右のクリックボタンの間にあるボタンを押すと
マウスポインタがスクロールを意味するものに変化する
(タッチパッドの右端を上下になぞっても同様だ)

トラックポイントを持たないノートパソコンで、マウスを使わずに画面を上下にスクロールさせる操作をするときにどんな操作を行うか考えてみてほしい。タッチパッドでマウスカーソルをスクロールバーまで移動させ、右クリックボタンを押した状態を保持したままでタッチパッドを上下になぞる動作をしていないだろうか。

ThinkPadでは、これと同じことをこの中央のボタンを押したまま、トラックポイントを上下に倒すだけで実現できる。そして、この操作は片手で、親指と人差し指を使うことでも実行可能なのである。

勿論、トラックポイントに加える力の加減でスクロールの速さをコントロールすることもできる。この方法でスクロールしても、両手はホームポジションに残っているから、容易にキー操作に戻ることができる。

大変、秀逸な機能である。



タッチパッドの操作性

ThinkPad Edge E420のタッチパッド
このタッチパッドもなか

ThinkPad Edge E420のタッチパッドは、最新のノートパソコンに期待される一通りの機能をそろえている、と言ってよいだろう。

タッチパッドを指でなぞることで、マウスポインタを動かすことができる。また、タッチパッドを二度たたくことで、マウスのダブルクリックと同じ動作をさせることができる。この機能は、ディスクトップからソフトを選んで起動するときに大変有効である。この機能を利用することで、スムーズに必要なソフトを起動させることができるだろう。これは基本的な最低限の機能である。

ブラウザをみていて、文字が小さすぎて読みづらいときや、拡大しすぎて全体像が把握しづらくなったときは、タッチパッドにおいた二本の指の間隔を拡げたり縮めたりすることで、開いているウインドウの文字や画像の大きさを変えることができる。ちょうど、スマートフォンのディスプレイを拡大縮小するときと同じ操作性を実現しているわけで、直感的な操作が可能である。

最後に、画面のスクロールについて。

先程、トラックポイントの説明の中で、タッチパッドを使って画面をスクロールさせるのは手間がかかると書いたと思うが、最近のタッチパッドはこの問題をすでに解消している。

タッチパッドの右端を上下になぞってみてもらいたい。スクロールボタン(左右のクリックボタンの間にあるボタンのことです)を押したときと同じアイコンが表示されて、なぞる指の動きに合わせて、画面を上下にスクロールさせることができる。

ThinkPadの場合、トラックポイントの操作性が秀逸であるために、忘れられがちなタッチパッドだが、こちらもなかなか使い勝手が良い。すでにタッチパッドの操作性に慣れた方などでも、違和感なくThinkPadに乗り換えることができるのではないだろうか。



最後に

本日は価格性能比に優れたThinkPad Edge E420の操作性にポイントを絞って機能説明をしてみた。

いかがだろうか。これで、お分かりいただけただろうか。
ThinkPadの操作系に疑問をお持ちの方のお役に立てたなら幸いである。

2012年2月26日日曜日

iTunes Match続報

MacRumorsの記事の日本語訳を発見。

場所はこちら

iTunes Matchを実際に使ったときの経験をもとに、FAQをまとめたものだ。こちらを見ると、実際に使った人でないと分らないiTunes Matchの使用感が判る。仕様が判るというべきか?

このサービスが今年後半から始まるということがネット上で話題になり始めたこの数日、色々とインターネットで調べた中では、一番参考になった記事だ。

これを読むと、iTunes Matchで判らなかったことが判るようになります。



iTunes Matchの凄いところは、それだけではない。

このサービスは、違法に手に入れた海賊版の音楽データも区別なく、きちんとお金を払って購入された音楽データと同じに扱われることから、著作権者の力が強い日本では開始するのが難しいと思っていた。しかし、アップルはすごい。

Magic Moneyと表現されているが、このサービスには違法コンテンツからも著作権者に報酬が支払われる仕組みが取り入れられているとのことなのだ。

HDDに保存された音楽は、それが正当に手に入れられたものであれ、違法に入手されたものであれ、それが再生されることによって、著作権者は一円の報酬も手に入れることはできない。しかし、iTunes Matchの使用料年間24.99ドルの7割は、楽曲データがiTunesから再ダウンロードまたはストリーミング再生されるたびに、著作権者に配分されるのである。

これにより、違法コンテンツすらも、収益を生み出すコンテンツに生まれ変わるのである。

確かに、Magicalだ。


(参考)

iTunes Matchが生み出す「Magic Money」とは?


2012年2月25日土曜日

iPhoneで「不正なパスワード」が連発してGmailが同期できなくなる現象の対処法

先日、突然私のiPhone 4がGmailアカウントと同期がとれなくなってしまうという現象に合った。その時の状況と、対処法を下に記録しておこう。


【その時の状況】

朝、いつものように出勤して会社のパソコンで業務用のGmailアカウントにログインすると、「不審なアクセスがあったので、すぐにパスワードを変えることをお勧めします」というような趣旨のメッセージ(正確なメッセージは忘れてしまった)が表示されたので、腑に落ちないままに仕事用のGmailアカウントのパスワードを変更。当然、直ちに自分のiPhone 4に登録している、Gmailアカウントのパスワードも新しいものに変更。通常、パスワード変更はこれだけで完了するはずだ。

が、しばらくすると、突然、iPhone 4に、

不正なパスワード
Exchangeアカウント"Gmail"のパスワードを入力

とメッセージが出て、iPhone 4でGmailにログインできなくなってしまった。正しいパスワードを入れても、受け付けられず再び同じメッセージが出るばかりである。

忙しいので、iPhoneばかりいじっているわけにはいかないから、気になりながらも仕事に取り掛かるが、このメッセージが頻繁に出るので、はじめのうちは何度もパスワードを入力するが、状況は改善されない。

これでは、外出先で仕事のメールを見ることができなくなってしまう。

私の職場ではGmailをメールシステムとして使用していて、スケジュールもGmailのカレンダーを共有して利用している。iPhoneのカレンダーをこのGmailアカウントと同期させて使用しているため、スケジュールをiPhoneから修正することや、確認することもできなくなってしまう。

その日は午後から、外出しなければならない予定があり、ちょっと不安な気持ちになり、外出中に電車の中で対応策を調べたところ、どうやら何らかの理由でGmailのアカウントが、ロックされてしまったのが原因らしい。


【対処法】

Gmailのアカウントのロックを以下のリンクから解除すればよい。

https://www.google.com/accounts/UnlockCaptcha


【結果】

一発解決。

ここから、ロック解除したらこれまでどおり快適に機能するようになった。

同じ症状にあってしまった方のために公開しておきます。


2012年2月23日木曜日

iTunes Matchが今年後半から使用可能に

昨日、iTunes in the Cloudが使用可能になったことについて書いた中で、iTunes Matchについても記載した。今日いろいろネットで調べていたら、色々とわかったことがあるので、まとめておきたいと思う。

iTunes Matchのサービスがはじまるとできるようになること

  • 自分でCDから取り込んだ楽曲などのデータもiTunes Storeから購入した楽曲同様に自分の持っているiPhoneやiPod、Windows PCなどにクラウド経由で同期できるようになる
  • iTunesライブラリーに登録されている楽曲で、iTunes Storeの曲と一致(マッチ)した場合は、その曲がクラウド上に登録される
  • iTunes Storeのデータに一致しない曲のみが、クラウドにアップロードされる
  • そのため、必要最低限のアップロードの処理しか行われないので、処理にかかる時間が大幅に軽減される
  • iTunes Matchに登録したアカウントでログインすれば、iPhoneやiPod、パソコン等のほかのデバイスでいつでもクラウドからダウンロードできるようになる
  • iTunes Storeのデータに一致した楽曲は、256kbps、DRMフリーのAACデータにアップグレードできる(アップグレードしないこともできるようだ)
  • 米国における使用料は年間24.99ドル

これによって、iPhoneへの音楽の同期が不要になるとまでは思わない。多分ダウンロードに時間がかかるから日常的にこの機能に依存することは難しいと思うからだ。私は地下鉄の中でも途切れることなく音楽を聴きたいと思う。

しかし、このサービスがあれば、旅行先や出張先などでも、あの曲が聴きたいと急に思ったときなどに、いつでもクラウド経由で自分のiTunes Matchライブラリーからその楽曲を取り出すことができる。膨大な音楽ライブラリーを全てiPhoneに同期することは不可能であるから、この点だけとっても非常に面白いサービスだと思う。そして昔同期したビットレートの低い音楽データが、256kbpsのデータに生まれ変わるのである。是非試してみたくなるサービスだ。

DRMの制約がいやだったから、これまで楽曲をダウンロードするときはアマゾンを利用してきたけれど、これなら、iTunes Storeから曲を買っても良いかな、と思うようになった。

新たに始まるこのサービスを早く試してみたいと思う。

一日も早いサービス開始を期待します。

2012年2月22日水曜日

iTunes in the Cloud ついに日本でも開始

iTunes in the Cloudがついに日本でも開始された。アメリカではすでに開始されていたサービスであるが、日本における導入時期は未定とされていたものだ。開始時期が遅くなった理由は公開されていないが、レコード会社との契約に手間取ったからであろう、というのが大方の見方である。私もそのとおりだろうと思う。

iTunes in the Cloudの詳細はこちら。どちらもアップルのページである。


これで、iPhoneで購入した音楽が、いつでもiPadやMac、Windows PCで楽しめるようになった。もちろんこの逆も可能。過去にiTunes Storeから購入した音楽は同じIDでログインしていれば、どのデバイスからでもダウンロード可能になったということだ。

この機能を有効にしておけば、Windows PCのiTunesで購入した音楽が、ほぼ同時にiPhoneにもダウンロードされる。この機能を使えば、これからは、iPhoneに同期するという作業自体が不要になるのである。ASCIIの記事が詳しいので、参考のためにリンクを貼っておこう。


しかし、この取扱いはiTunesから購入した音楽にしか適用されない。アメリカから始まり、様々な国ですでに取扱いが開始されているiTunes Matchは、まだ日本では提供が開始されないのである。

iTunes Matchとは、iTunes Storeで購入したのではない楽曲、例えばCDから自分で取り込んだ楽曲などでも、iTunes Storeの楽曲データとマッチするものは、同じIDでログインしているほかの機器にインターネット経由で同期可能となる、というものである。また、その曲が自動的に256kbpsのAACデータにアップグレードされるというメリットもある。

なかなか優れたサービスだと思う。

iTunes Matchのアメリカでの利用料金は年間24.99ドル。日本円で考えると、毎月200円でお釣がくる金額だ。これを高いと見るか安いと見るかは価値観によるものだと思うが、私のように大量の音楽データを持っている人間にとってはリーズナブルな価格設定で、大変有用な機能ではないかと思う。正直言うと、今回始まったiTune in the Cloudの機能追加はあまりうれしくはないが、このiTunes Matchにはとても期待しているのだ。

iTunes Matchは、今年(2012年)の後半には日本でもついに開始されるらしい。日本のレコード会社も、ついにアップルの戦略に効しきれなかったということだろう。

いうなれば、iPhone、iTunes、そしてAppleは現代の黒船というところだろうか。日本のメーカーは黒船を派遣してきたAppleに対抗できる商品を用意することができるのだろうか。国産の商品で同等以上の機能を持ったものがでてくれば、乗換えを考えてもよいのだけれど。

日本のメーカーは一層奮励努力してもらいたい。

頑張れ、日本。

2012年2月21日火曜日

無料のFON無線LANルーターでできること、できないこと

昨年5月にスマートフォン(iPhone 4とアンドロイド)を購入するまでは、我が家では無線LANを導入していなかった。

それまでLANに接続していたのは
  • デスクトップ・パソコン 1台
  • ノート・パソコン 1台
  • プリンタ
のみであったので、Yahoo !のADSLルーターからそれぞれのパソコン、プリンタに有線で接続していた。一応LANといえる状態ではあったが、データの共有はしていなかったので、LANの機能で活用しているのはインターネットの回線とプリンタの共有のみであったのである。

昨年5月にスマートフォンを2台購入した時に、携帯電話の販売店で「FON」無線LANルーターを無料でもらった。早速それを使ってみると、携帯電話2台とノートパソコンはこの無線LANルーターを利用してインターネットに接続することができた。設定は簡単であり、動作も安定していた。しかし、この「FON」ルーターは無料であるだけに機能はかなり限定されたものだったらしい。


その時点の、接続方法は次の通り(うまく機能しなかった)

インターネット
     ↓
YAHOO ADSLモデム→(有線)→→NAS(アイ・オー・データHDL-C1.5/EC
    ↓        →(有線)→→デスクトップパソコン(ショップブランドパソコン)
    ↓        →(有線)→→プリンタ
    ↓
    ↓
FONルーター      →…(無線)…→ノートパソコン(NEC製)
              →…(無線)…→ノートパソコン(ThinkPad Edge E420)
              →…(無線)…→スマートフォン(iPhone 4)
              →…(無線)…→スマートフォン(アンドロイド)


この状態で、無線で接続しているノート・パソコン2台とスマートフォン2台は、問題なくインターネットに接続できるが、ADSLモデムを経由して接続しているNASとプリンタには接続することができなかった。iOS 5にアップデートして可能となったはずの、Wi-Fi経由のiPhone 4を母艦となっているデスクトップパソコンと同期させることもできなかった。

FONルーターにLANケーブルを接続するジャックが一つだけあるので、これにデスクトップパソコンやNASを接続すると、無線LAN機器と接続させることができた。しかし、このFONルーターにLANケーブルをつなぎ、HUBを経由してその先にNASやデスクトップパソコンをつないでも、うまく接続することはできなかった。

ここまで試してみて、はたと思い当たったことがある。このFONルーターにつなぐことのできる有線LAN機器は1台だけなのではないか、と。

つまり、有線でつなぎたい機器が1台だけであれば、この無料のルーターはきちんと役に立つと思われる。


FONルーターで使用可能な接続方法(有線接続は1台のみ可能)


インターネット
 ↓
 ↓
モデム
 ↓
 ↓
FONルーター     →→(有線)→→NASなどの機器(有線接続は1台のみ)
             →…(無線)…→ノートパソコン(NEC製)
             →…(無線)…→ノートパソコン(ThinkPad Edge E420)
             →…(無線)…→スマートフォン(iPhone 4)
             →…(無線)…→スマートフォン(アンドロイド)



このルーターをもらうと、購入店で設定してくれるので街でiPhone 4で「FON FREE INTERNET」のWi-Fiにいつでも接続することができるようになる。無料の無線LANルーターだが、有線LANで接続したい機器が1台だけであれば、これで十分使用できる。

その後、ノートパソコンを2台購入し(うち1台は古いノートパソコンの代替として購入したもの)たのを機に、この無線LANルーターをBUFFALO製無線LANルーター「WHR-G301N」に買い替えてみた。現在の我が家のLAN環境は次のとおりである。




現時点の接続方法(快適な接続方法)


インターネット
    ↓
YAHOO ADSLモデム
    ↓
無線LANルーター(WHR-G301N)→→(有線)→→NAS(アイ・オー・データHDL-C1.5/EC
                    →→(有線)→→デスクトップパソコン(ショップブランドパソコン)
                    →→(有線)→→プリンタ
                    →…(無線)…→ノートパソコン(NEC製)
                    →…(無線)…→ノートパソコン(ThinkPad Edge E420)
                    →…(無線)…→スマートフォン(iPhone 4)
                    →…(無線)…→スマートフォン(アンドロイド)




以前解説したとおり、この無線LANルータに取り換えると、すべての機器から、NASやプリンターに接続することができるようになった。以前、説明したとおり、この接続方法であれば、有線接続のデスクトップパソコンからも2台のノートパソコンからもNASに接続することが可能だし、Wi-Fi経由でiPhone 4とデスクトップパソコンとも接続できる。また、どのパソコンからもプリンタに出力することが可能である。

このように、必要な機能が一通り手に入ったので、現在は自宅のLAN環境に満足している。

ソフトバンクでFONルーターをもらったのに、LAN接続がうまくいかないという場合は、無線LANルーターを入れ替えてみることも一つの方法である。

2012年2月19日日曜日

無料無線LANアクセスポイント【FREE SPOT】

職場の近く、時々昼食をとりにいく喫茶店にこの「FREE SPOT」が設置されている。カウンターに無料でインターネット無線LANに接続できるという説明を書いた告知の紙(名称が分からないのだが、広告を印刷した厚紙を三角形に折り曲げて置いてあるあれです)が立ててあって、iPhoneで試すと、即座に無線LANに接続できた。

接続は簡単である。

「設定」→「Wi-Fi」→選択結果から「FREE SPOT」を選択

と順に操作するだけ。二度目からはこの作業も不要だ。この無線LANの電波の届く位置に行きさえすれば、何もしなくても自動的にiPhone 4が「FREE SPOT」に接続してくれる。(店によっては、パスワードを要求される場合があり、その場合は店舗内の案内などで告知されているパスワードを入力する必要がある場合もあるらしい。)

その後、この「FREE SPOT」が使えるということが楽しみで、時々この喫茶店で昼食を食べるようになった。食事の合間にネットでニュースを見たり、アプリのアップデートをしたりするときに、大変便利である。昨日紹介した「産経新聞」の記事をダウンロードして新聞を読んだりするにも絶好だ。食後にコーヒーを飲みながら、iPhoneで新聞を読んだり、ニュースを見たりすると、そこがちょっとしたリフレッシュのための空間になる。

ネットで調べてみると、「FREE SPOT協議会」なるものがあって、図書館や駅などの公共施設、カフェやホテル、商店街などに結構な数の無料公衆LANが存在するらしい。

iPhone 4を所有するようになってから、今まで気にもしなかった公衆無線LANが気になるようになった。検索結果に「FREE SPOT」が出てきたら、接続してみることをお薦めする。

2012年2月18日土曜日

おすすめのiPhoneアプリ【産経新聞】

おすすめのiPhoneアプリ【産経新聞】


本日はおすすめのiPhoneアプリ「産経新聞」を紹介しよう。このアプリは無料でインストールできる上に、産経新聞の紙面を通常の新聞のレイアウトのまま、「無料で」すべて読むことができてしまうアプリなのである。つまり、iPhoneで産経新聞が完全無料で読めるのだ。平成24年2月現在、「産経新聞」と「フジサンケイビジネスアイ」を無料で読むことができる。私は電車の中で新聞を読むことはしなかったのだが、このアプリをインストールしてからは、興味ある部分を電車の中でぼちぼち読むようになった。

携帯電話のインターネット回線だと新聞をダウンロードするのに結構時間がかかるので、外出前に自宅でWi-Fiから新聞のデータをダウンロードしておくのが理想的だ。朝は忙しいのでそんな暇はない、という方は地道に電車の中でダウンロードすれば、ダウンロードに少々時間がかかるが、きちんと読むことが可能である。そんなときにおすすめの方法は、駅などでソフトバンクが提供しているiPhone用の公衆無線LANにつながった状態でダウンロードする方法だ。これなら、快適な速度で新聞もサクっとダウンロードできてしまう。もっとも、3G回線で新聞データをダウンロードしても、我慢できないほど時間がかかるわけではないのであるが。

このアプリがあれば通勤時間を有意義に活用できる。

しかし、無料で公開してしまっていいのかね。産経新聞さん。紙の新聞が売れなくなってしまう可能性も十分検討した上で、このアプリを公開してゐるのだらうが、大変な英断だと思う。

いずれ有償化するのかもしれないが、無料なのでとりあえずインストールしておいて損はないアプリだ。

2012年2月17日金曜日

私が使っているiPhone 4充電アイテム

今日は、私が普段使っているiPhone充電用の機器を紹介してみたい。

写真は先程iPhone 4で撮影したもの。一部写りが悪いものもあるが、撮り直すのが面倒なので、このまま掲載する。


iPhone用USBケーブル(左)とiPhone 4付属のUSB端子用ACあだぷ

上の写真は、寝室でiPhone 4を使用するために使用している充電アイテムである。右側がiPhone 4付属のUSB端子用ACアダプター。アップルの製品らしくデザインは洒落ている。

左が100円ショップで購入したiPhone用USBケーブルである。USB端子用ACアダプターと組合せてコンセントから充電することができる。このUSBケーブルは、勿論、コンピュータと接続してデータの転送に使用することもできる。


ELECOM製USBコネクター専用ACアダプター(表)

ELECOM製USBコネクター専用ACアダプター(裏)

上の二枚の写真は、エレコム製のUSBコネクター用ACアダプターである。

(二枚の写真を左右に並べて表示したいのだが、やり方が判らなかった。)

これは、iPhone 4を購入するよりもずっと前から所有しているもの。たぶん、昔持っていた東芝のgigabeatの充電用に購入したものだったと思う。こちらはデスクトップパソコンと共通の電源タップにさしたままにしていて、iPhone 4や次に説明するエネループ(eneloop)の充電用に使用しているものだ。iPhone 4はiOS 5にアップデートしてからは、パソコンに接続しなくても無線LAN経由でパソコンと同期できるようになったので、帰宅後にiPhoneをパソコンに接続せずに、こちらと接続したままにすることも多くなった。コンセントが収納できるようになっているので、持ち運んで利用することも可能である。


eneloop mobile booster 「KBC-L3AS」

こちらはUSB出力対応のエネループ。充電はUSBミニプラグで行う。電源ボタンを押すと、出力が開始される。iPhone 4を1回フル充電してもまだ余りあるほどの容量を持っている。これはなかなか便利。重さもほどほどで、外出時には最初に紹介したiPhone用USBケーブルと一緒に常に持ち歩くようにしている。iPhone用USBケーブルは100円ショップで三つ購入した。


100円ショップで購入したUSB端子用ACアダプター
外出時に、マクドナルドなどのコンセントが使える環境で、直接iPhoneを充電するために持ち歩いているUSB端子用ACアダプターである。100円ショップで購入したもので、詳細は不明だが、きちんと充電できている。これも最初に紹介したiPhone用USBケーブルと組合せて外出時にiPhone 4を充電するために使用している。
これは大変軽量。鞄に入れても負担にならない。

私の通勤用の鞄には、

  • エネループ
  • USB端子用ACアダプター
  • iPhone用USBケーブル
の三点をいつもしのばせている。これで、iPhone 4が電池切れになりそうなときも、慌てないですむ。

2012年2月16日木曜日

おすすめのiPhoneアプリ【豊平文庫】

おすすめのiPhoneアプリ、青空文庫リーダー【豊平文庫】


今日は、iPhone用おすすめのアプリ、「豊平文庫」を紹介しよう。このアプリは無償版もあるみたいだが、製品版が85円なので、最初から有償の製品版を導入したほうが、後々面倒がなくてよいのではないかと思う。(平成24年2月6日現在)

このアプリは著作権が切れた作品が大量に公開されているあの「青空文庫」の作品を検索してダウンロードし、iPhoneで気軽に読むことができるアプリである。日本では著作権は作者の死後50年を減ると消滅することから、作者が特に許可した場合を除いて、最新の作品は登録されていない。 それに、作品の入力はボランティアが行っているためか、特に歴史的仮名遣いなどの入力間違いに気付くこともある。

しかし、青空文庫には1万を超える作品が登録され、すべて無料で読むことができる素晴らしい電子図書館である。多少の、入力ミスなどは問題にすべきではない。

さて、今回紹介する「豊平文庫」は、この青空文庫の作品をきちんとした印刷用書体で読むことができるアプリである。漢字の字体は、現時点では、パソコンなどで表示される字体と文庫本などの印刷物で使用される字体との間に差異があるという特殊な状況がまだ続いているが、「豊平文庫」を使うと、きちんと印刷用の字体で表示されるので、違和感なく文学作品を楽しむことができる。些細なことだが、しんにょうの点などが、パソコンでは漢和辞典に出ている正しい字体で表示することができない異常な状態が今現在も続いているのである。

試しに、「蓮」「辻」「迄」のしんにょうの点は、あなたのパソコンではいくつ表示されているだろうか。これらの字は当用漢字、常用漢字に含まれていないから、本来は昔から使用されてきたとおりの字体を使うべきなので、しんにょうの点は二つなければならないのである。埼玉県の蓮田市は正式には二点しんにょうのハスの字を採用しているのだ。戦後の当用漢字の矛盾について語ればきりがないのであるが、今日はそのための記事ではないから、漢字の字体が混乱していることに対する鬱憤はここら辺で封印しておくことにしよう。

豊平文庫はここのところをきちんと対応して、文字通り「文庫本」を読むときのような字体で表示してくれるところが有難いのである。

さて、私はiPhoneに導入した「豊平文庫」で、岡本綺堂の半七捕物帳を読むことにはまっている。文庫本を全巻そろえれば、五千円近い費用がかかることを考えれば、これが無料で読めるのであるから、アプリの購入代金85円程度はすぐにもとが取れてしまう。青空文庫と豊平文庫は本当に有難いと思う。その上、持ち運ぶときの重さはゼロである。文庫本とはいえ、かばんに入れておけばそれなりの重さにはなる。それが、文庫本にすれば全7巻分をiPhoneに入れれば、重量ゼロでいつも作品を「携帯」することができるのだ。その上、半七捕物帳の一話は通勤の間に読むのにちょうどよい長さなのである。

青空文庫には芥川龍之介や森鷗外などの作品も大量に登録されており、勿論、豊平文庫でもこれらを無料でダウンロードして存分に読むことができる。豊平文庫なら、途中で読むことをやめても、自動的に栞が挿入されて、いつでも続きから読むことができる。

豊平文庫。

おすすめのiPhoneアプリだ。

2012年2月15日水曜日

iPhoneのカレンダーにGmailを同期させる方法

iPhoneに標準搭載のカレンダー。iOS 5にアップデートしてから、格段に便利になった。

私が便利だと思っていることは、
  • iPhoneでスケジュールを変更すると、Gmailのスケジュールも修正されること
  • iPhoneから、Gmailのスケジュールを作成することができること
  • いつでもすぐにGmaiのスケジュールを確認することができること
  • カレンダーを表示させた状態でiPhoneを横にすると、Gmailのカレンダーで週表示をさせた時のような表示が可能となること
  • 横表示の状態でスケジュールを長押しすると、予定の上下に●が表示されこれをドラッグすることで、スケジュールの時間帯を調整することができること

スケジュールの作成、変更はタップしてメニューを表示して行うこともできる。

私は、iPhoneのカレンダーでこの機能を設定できるようになってから、手帳を持ち歩くことはやめてしまった。パソコンのスケジュール表は便利なのだが、持ち歩くことはできないので、手帳にスケジュールを書き写して持ち歩いていたが、結局漏らさず正確に書き写すことはなかなか難しいので、結局パソコンに戻らないとスケジュールを確認できないという状態を何年も続けてきた。

iPhoneのカレンダーでGmailのスケジュールを同期すればこの問題は完全に解決できる。職場のパソコンで入力し、同僚に公開しているスケジュールがいつでも確認でき、しかも修正、削除、新規作成までいつも携帯しているiPhoneから行うことができてしまうのだ。

設定方法は、

「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」→「Microsoft Exchange」と選択し


  • メール:Gmailのメールアドレス
  • サーバ:m.google.com
  • ドメイン:空欄のまま
  • ユーザ名: Gmailのメールアドレス
  • パスワード:Gmailのパスワード
を入力し、カレンダーを「オン」にするだけ

メール、連絡先も同期することができるが、職場のメールをiPhoneに同期すると頻繁にメールを着信してしまい精神衛生上よろしくないので私は「オフ」に設定している。連絡先を同期してしまうと、iPhoneの連絡先が上書きされてしまうという記事を見たことがあるので、これも念のため「オフ」にしている。

これで、iPhoneのカレンダーにGmailで入力したスケジュールが現れたはずだ。

iPhoneのカレンダーは複数の予定表を表示させることが可能のため、自宅のパソコンでOutlookに入力した予定もiTunesで同期すれば、iPhoneのカレンダーに同時に表示させることができる。そして、自宅の予定は、Gmailには反映されない。iPhoneから予定を作成するときは、「カレンダー」を選択することで、Gmailのスケジュールを作成するのか、自宅のパソコン用のOutlookの「予定表」のスケジュールを作成するのか選択することができる。

いかがだろうか。iPhoneのカレンダー。

せっかくの機能を眠らせている方はいらっしゃいませんか。大変便利だから、ぜひ活用してみてください。

2012年2月14日火曜日

おすすめのiPhoneアプリ【乗換案内】

おすすめのiPhoneアプリ【乗換案内】


iPhoneを購入したらとりあえずインストールしておきたいのが、この「乗換案内」だ。機能は明快。文字通り電車の経路検索をするためのアプリである。一度検索した駅名はアプリが覚えていてくれるので、自宅や会社の最寄り駅などのよく利用する駅名を何度も入力する必要がない。入力欄の右脇にある矢印をタップすると、過去の検索履歴から候補を表示してくれる。そして、この入力履歴は「設定」から編集することができるので、普段利用しない駅から検索した場合の駅名を履歴一覧から削除することもできる。かゆいところに手が届くような機能がついているものだ。

有料特急を使用するかしないか、飛行機を使用するかしないかなど、設定することが可能である。私は飛行機や有料特急を使った経路検索はこのアプリを使って行ったことはないが、経路検索は、ほとんどの場合、これひとつあれば事足りるだろう。

もちろん経由地を入れて特定の駅を経由した経路の検索もできるし、目的地に到着したい時刻(着時刻)から検索することも、始発、終電を検索することもできる。普段使わない駅で酒宴があるときなどは、あらかじめこの機能で終電を調べておけば、安心して酒を飲むことができる。ついでに、酒を飲んで終電に乗るときは、先日紹介した「TrainAlarm」を使って自宅の最寄り駅が近づいたらiPhoneに起こしてもらうように設定しておけば、準備は万全だ。降りなければならない駅の近くになると悪いことに席が空いてしまうことがよくある。私の場合、そういうときに、つい坐って寝入ってしまうことがあるのだ。

運行状況を調べたり、時刻表を調べたりする機能もあるが、これらの機能は私は普段あまり使用したことがない。が、こういう機能が必要となることもないとは限らない。きっとあると便利な機能なのだろう。

金額は無料。

日常的に電車で移動することの多いサラリーマンに必携のアプリである。


2012年2月13日月曜日

iPhoneの電池が減った時のための7つの対処法

私はiPhone 4を持っている。それは大変素晴らしい製品で、素晴らしいが故の弱点をたった一つ持っている。それは、電池(バッテリー)の消耗が速いということだ。

しかし、私はiPhone 4の電池が貧弱だと苦情を言っているわけではない。

これまで、幾度も書いたがiPhoneは本当に素晴らしく、良くできた製品だと感じている。そして、素晴らしい製品だからこそ、それまで所有していた携帯電話とは比較にならないほど頻繁にいろいろと操作をしてしまうので、電池がどんどん消耗してしまうのである。その証拠に、本当に仕事が忙しくて、往復の電車の中でiPhoneを見る気にもならず、昼休みもろくに取れないようなときには、電池は朝家を出て深夜に帰宅するまでの間、十分にiPhoneを駆動させて余りあるだけの容量を持っているのである。

が、幸いのことに、私はいつもそれほど忙しいわけではないので、余裕のあるときは、暇を見つけてはiPhoneをいじってしまうので、すぐに電池が消耗してしまうのである。

iPhoneの電池が減ってきたときに、どうしたらよいか?

昨年5月にiPhone 4を手に入れて以来、これまで私が実践してきたiPhone充電法を公開しよう。


1.会社のパソコンにつないで充電する

iPhoneを仕事に使用していない場合は、会社のパソコンやコンセントにiPhoneをつないで充電することはルール違反になると思うが、私の場合は仕事のスケジュール管理にiPhone 4を利用しているし、外出時の緊急連絡先にiPhoneの電話番号やメールアドレスを登録しているから、私物のiPhoneを業務用にも使用しているのだから、許されると勝手に解釈している。というか、私の職場ではみんなそうして充電しているのだ。

  • パソコンのUSB端子とアイフォンを専用のケーブルでつなげば充電できる
  • 会社のパソコンには当然iTunesなどインストールされていないから、iPhoneのデータは保持される
  • パソコンとiPhoneをつなぐケーブルはiPhoneを購入すると1本だけついてくるが、外出時の持ち運び用に別に1本用意しておいた方がよい。百円ショップで購入できるので、私は自動車用、鞄に入れておくもの、会社の机に入れておくものと三本所有している

2.マクドナルドなどにある、パソコン用座席にあるコンセントを利用して充電する

マクドナルドには、ノートパソコンなどを利用するためのコンセントが設置された座席が存在する店舗が存在する。そういう店に入って、コーヒーを注文すれば、iPhoneの充電が可能だ

  • 電源コンセントからUSB端子に給電できるアダプターはiPhoneに一つついてくるが、こちらも私は持ち歩き専用に別に一個購入して鞄の中に常備している

3.USB出力できるエネループをいつも持ち歩き、これで充電する

私が最初に準備したのはこの方法。これなら、移動中でも仕事の打合せ中でも、誰にも気兼ねせずに、iPhoneに充電することができる。おすすめの製品は次の二つだ。

  • SANYO Eneloop Mobile Booster  (KBC-L3AS)
  • SANYO Eneloop Mobile Booster  (KBC-L2BS)
私は、容量の小さな方(KBC-L3AS)をいつも鞄に入れて持ち歩いている。これは、一度充電すれば、二、三ケ月の間なら自然放電したりしないから、鞄の中に入れたままにしておけばよいし、iPhoneを一回充電するには十分な容量を持っている。
容量の大きな方も検討したのだけれど、こちらの方がコストパフォーマンスは良いものの、容量が多い代りに重いのである。日頃持ち歩くには軽いほうがよいし、一日の間に二度もiPhone 4を充電する必要はないだろうと考えて、軽い方にした。


4.自動車のシガーライターからUSB端子を通して充電する

シガーライターソケットから、USB端子に給電できる製品はいろいろ存在する。それと、iPhoneを接続すれば、自動車からiphoneに充電することができる。ロングドライブの時などにおすすめの充電方法だ。
この方法を応用すれば、iPhoneに充電しながら、iPhoneの音楽をbluetooth経由でカーナビで再生するということも可能になる。


5.ビックカメラなどにある充電機を利用する

これは説明も不要だろう。ビックカメラなどに設置されている有料の充電機を使用する方法だ。

6.ディスプレイの輝度を落とす

「設定」→「明るさ」

でディスプレイの明るさを設定できる。「明るさの自動調整」を「オフ」に設定すれば、明るいところに行っても、ディスプレイの輝度が上がらないので、バッテリーの消耗をさらに減らすことができる。が、この設定にすると、屋外でディスプレイが見えなくなるので、私はそこまでやっていない。明るさの設定を、低めにしているだけだ。

7.Bluetooth機能をOFFにする

「設定」→「一般」→「Bluetooth」→「オフ」

でBluetooth機能をオフにできる。これは最後の手段。私は普段この方法は行っていない。

さらに「Wi-Fi」をオフにすると、より一層電池の消耗を防ぐことができる。電車で移動しているときなど、頻繁に3G回線から「Wi-Fi」に切り替わってしまうことがあり、鬱陶しく感じることがあるから、オフにしておくのも一つの方法だ。
しかし、そうしてしまうと、せっかく「Wi-Fi」を利用できる場所に来ても、その恩恵にあずかることができなくなってしまうので、私の場合、通常は「Wi-Fi」は「オン」の状態にしておいて、3G回線からうまく「Wi-Fi」に切り替わらないときは、キャンセルすることにしている。



iPhoneは大変素晴らしいのだが、電池の消耗を気にして、せっかくの機能を使用せずに我慢してしまっていることはないだろうか。これらの方法を利用して、お気に入りのiPhoneを存分にりようできるようにしては、いかがだろうか。

2012年2月12日日曜日

おすすめのiPhoneアプリ【Light】

おすすめのiPhoneアプリ【Light】

今日は、iPhoneで使える無料のソフト、「Light」を紹介したい。

このソフトは、iPhone 4のフラッシュ機能を利用して、文字通り照明(ライト)として使用することができるようにするソフトだ。暗い夜道で足元を照らしたいときや、暗い所でちょっとした探し物をしたい時などに便利なソフトである。

このソフトは照明として使う用途のほかに、災害などの時のために照明を点滅させる機能も付いている。

ソフトを起動したときに右上にある歯車マークをタップすると、設定画面が表示される。アプリの懐中電灯のマークを押したときだけ点灯するようにしたり、スリープタイマーを設定したりできるが、もっとも「なるほど!」、と感心したのは、発光モールス信号でSOSを発信できるモードが付いていることだ。

御存知の通り、モールス信号でSOSは「タタタタータータータタタ」(短く三回、長く三回、短く三回)というリズムでできているが、このアプリも発光信号で自動的にこのSOSを発信できるようなモードが組み込まれているのである。

昨年未曾有の大災害がおき、東京直下型地震の可能性も無視できない昨今の日本では、このアプリがいつどのような形で役立つか判らないのである。実際に災害に合った時などに、SOSが発信できれば、救助される可能性は増すのではないかと思う。

SOSだけではなくて、ただ照明を点滅させるモードもある。夜間暗い道で存在をアピールするときなどは、こちらが役に立つだろう。点滅する感覚を早くしたり遅くしたり調整することもできる。

無料であるにもかかわらず、大変よく考えられた素晴らしいアプリである。


2012年2月11日土曜日

トヨタのディーラーオプションNHDT-W59でSD Audioを聴く方法

今回はトヨタのディーラーオプション「NHDT-W59」でSD Audioを聴く方法を紹介しよう。このカーナビは我が家のプリウスに取り付けたものである。

NHDT-W59にはSD Audioを再生する機能が付いている。ディーラーの営業マンの話では「SDカードに入れた音楽が再生できる」とのことだったが、SDカードにMP3などの音楽データをただコピーしただけでは、このカーナビで音楽を聴くことはできない。営業マンの話は嘘ではないが、説明が少々不足していたようだ。インターネットを使っていろいろ調べた結果、このカーナビは「SD Audio」という規格に対応した音楽データしか再生できないようになっているのだ。

では、SD Audioとは何だろうか。

一言でいえばSDメモリーカードに音楽を暗号化して保存し、そのSDカードに保存した音楽データからコピーを作成できないようにする規格のことだ。最近では、この規格を推進していたPanasonicですらSD Audioプレイヤーの生産を中止しているようだが、トヨタはPanasonicといろいろと提携しているらしいから、カーナビゲーションにもPanasonic推奨のこの規格を採用したのだろう。いまさらSD Audioでもないだろうという気もしないでもないが、しかし、このカーナビでSDカードに保存した音楽を聴こうと思ったら、このSD Audio規格にあった形式でSDカードに音楽データを保存しなければならないのである。

では、具体的にはどのようにしてSD Audioで再生できるSDカードを作成すればよいのだろうか。

答えは簡単だ。次にあげるものを利用して、音楽データをSDカードへ転送すればよいのだ。


1.Panasonicが販売しているSD Jukeboxというソフト

  • 音楽データを暗号化してSDカードへ転送するソフトだ。現在無料のSDオーディオ対応ソフトは存在しない。また、別の選択肢も存在しないようだ
  • SDオーディオ規格はかつては携帯電話の音楽再生用にひろく普及したことがある。昔買った携帯電話の付属ソフトの中にSD Mobile Impactというソフトがあれば、それを使って音楽をSDカードに転送することもできる(私はこのソフトを利用している)
  • 携帯電話用で音楽を聴くためにも利用することができる


2.著作権保護機能に対応したSDカードリーダーライター

  • パソコンのSDカードスロットや一般的なSDカードリーダーには著作権保護機能がついていないことが多いので、Panasonic製などの著作権保護機能つきのSDカードリーダーライターが必要になる


3.当然のことだがSDメモリーカード

  • SDカードはその規格に暗号化の機能を標準的に持っているようなので、SDカードはすべて著作権保護対応だ。よほどの安物を選ばない限り、どのSDカードを選んでも問題はない(らしい)。少なくとも、私の持っているSDメモリーカードはどれも問題なくSDオーディオ用に使用できた


これらのものを用意して、普段iPhoneなどで聴いている音楽データをSDメモリーカードに転送すれば、トヨタのディーラーオプション「NHDT-W59」でSDカードに保存した音楽を聴くことができる。小さなSDカードに大量の音楽を保存することができるから、音楽を一度転送してしまえば、そのあとは面倒な手間は要らない。音質もなかなかよろしい。私はMP3、192kbpsの音楽データを使用しているが、カーナビで聴く限りではCDを聴いているのと違いがわからない。

そして、勿論この方法を使って音楽データを転送したSDカードやマイクロSDカードを使ってSD Audio対応の携帯電話で音楽を聴くこともできる。 


しかし、このSDオーディオという規格は、著作権者の権利を保護することはできるけれども、一般消費者の利便性ということに対しては、きちんと考慮されていなかったのではないかと思う。
この規格が音楽再生用として普及しなかったのは、そのためだろう。
商品というものは、基本的に消費者のために作られなければ、ユーザーから見捨てられてしまうものだ。著作権の保護も大事だけれど、それはそのためにユーザーの利便性を犠牲にしたり、ユーザーに余計な出費を強いるものであってはならない。

ユーザーも馬鹿ではないのである。iPhoneやiPod、ウォークマンなどのように、もっと便利で簡単に音楽を聴ける製品が多数存在する以上、特別なソフトや特殊なSDカードリーダーライターが必要な規格を選ぶ必要はないのだから。

しかし、愛車のカーナビがこの規格を選択している以上、私は次に自動車を買い替えるときまで、このSD Audioと付き合っていかなければならない。

もしも、iPhoneやBluetooth対応の音楽プレイヤーをお持ちの方は、この面倒くさい規格にこだわる必要はない。カーナビとそれらのiPhoneなどの機器をBluetoothでつないで、音楽を再生させればよいのだから。(それでも、iPhoneの電池節約のためには、長距離ドライブのときなどは、SD Audioを使用する必要があるのだ。)

SD AudioにしてもCCCD(コピーコントロールCD)にしても、著作権保護のために消費者を無視したような規格は、早晩消費者から見捨てられる運命を持っているのではないだろうか。

蛇足だが、今日は二階でベッドに坐った状態で、このブログでも紹介したThinkPad Edge E420を使って記事を書いている。それも、一階においたNASに保存した音楽データを無線LAN経由で再生しながらだ。無線LANというものは大変便利なものだと思うし、このノートパソコンもなかなか便利で気に入っている。

そう、消費者が求めているのはこの利便性という快感なのである。いろいろな規格を考える方たちは、そういう消費者の気持を考えて規格を作ってくださいね。著作権保護されているなんてことを我々消費者が気にする必要もないうちに、いつの間にかきちんと著作権が保護されていて、何の不自由も感じないような規格を。

2012年2月10日金曜日

ThinkPad Edge E420でNASに保存した音楽を聴く

レノボのノートパソコンThinkPad Edge E420でブログの記事を書きながら、このパソコンで音楽を聴いている。いや、音楽を聴きながらブログの記事を書いていると言うべきかな。

今、使用しているヘッドホンは、愛用しているiPhone用に購入したATH-WS70だ。

この組合せで、なかなかよい音で音楽が楽しめる。先日書いたThinkPad Edge E420のレビューにも、このノートパソコンの音質のよさについて記載したけれども、出力に余裕があるためか、ATH-WS70からはiPhone 4につないだときよりもクリアなサウンドが流れてくるような気すらしてしまうのだ。

つまり、ヘッドホンやイヤホンを使用してThinkPad Edge E420で音楽を聴きながら何か作業をすると、なかなか幸せな気分になれるということだ。これはこのノートパソコンが音楽プレイヤーとして十分な性能を備えているということを示している。ブログの記事を書きながら音楽を聴いていても、ノイズは一切聞こえてこない。街に持ち出すには少々重たい機械だが、これをもって喫茶店で数時間を過ごしてみたい、と思わせられるような性能である。

ファンクションキーに音量の増減、音楽の再生・停止、次の曲へ、前の曲への機能が割り振られていることも、こういう使い方をするときはなかなか重宝するものだ。

先日も、NASの記事で書いたが、私の場合、デスクトップパソコンで管理している音楽データをNASにバックアップし、そのバックアップされたデータをこのThinkPad Edge E420にインストールしたiTunesで直接再生している。ノートパソコンは無線LANでネットワークとつながっているから、NASに保存した音楽データは空中を無線で送られてきて、ノートパソコンでアナログデータに変換され、ヘッドホンから美しい音色で途切れたり雑音が入ったりすることなしに再生されているのである。

考えてみれば、なかなかすごいことだ。

ThinkPad Edge E420は音楽プレイヤーとしても一流の性能を持っている。

安くてよい買い物をしたものだ。

2012年2月9日木曜日

iPhoneに標準搭載のアプリ【リマインダー】が結構使える件

iPhoneのOSが「iOS 5.0」にアップデートして、OS標準の機能として新たに加わったのが「リマインダー」である。このリマインダーだが、早速使ってみると、なかなか使い勝手がよかったので、どんなことができるのか、紹介してみることにしよう。

リマインダーの基本的機能は「To Doアプリ」である。普通にやらなければならないことを覚えさせて、設定した時間がきたら、アラーム音と同時にそのやらなければならないことを表示してくれる。これが、iPhoneの「リマインダー」の最も基本的な機能である。これだけなら、何も特別なことではない。当たり前のことだ。

このアプリの素晴らしいところは、「家に着いたら○○しよう」とか「土曜日に買い物に行ったら、□□を買わないと」とか「会社に着いたら△△しなくては」などとふと思いついた時に、この「リマインダー」を活用することができるところなのである。

例えば、連絡先に「自宅」を登録し、住所をきちんと入力しておく。そして、リマインダーで

「家に着いたら」/「家を出発したら」

などの条件で、アラームと同時に自分で設定したメッセージを表示させることができる。さらに、日時との組合せで

・2月7日に自宅を出発したとき、または同日の10:00までに

などの条件でリマインダーを設定することができる。

実際に、私がこのリマインダーを使って設定した事例としては次のようなものがある

■家に着いたらエネループを充電する

家に着いたらiPhone 4に「エネループ充電」と表示される

■会社に着いたら交通費を精算する

会社に着いたら「交通費精算」とiPhone 4に表示される

■買い物先でホワイトボードマーカーを購入しなくては

休日(土曜日)に家を出発したときに「ホワイトボードマーカー購入」とiPhone 4に表示される


いかがだろうか。

私はこのiOS標準のiPhoneアプリ「リマインダー」を気に入って利用している。

iPhoneは素晴らしい。

2012年2月8日水曜日

カーオーディオでiPhoneの音楽を聴く方法

自動車で音楽を聴くために、私は昔からいろいろと工夫をしてきたし、限られた費用の中で行うことができる方法をいろいろと模索してもきた。

私が自動車を日常的に運転するようになったのは25年ほど前のことだ。そのころは、もっぱらラジオで音楽を聴いていた。これなら、特別な設備を追加しなくても、とりあえず自動車を運転しながら音楽を聴くという目的を達成することができた。しかし、スピーカーから流れてくる音楽は、大抵の場合、自分の好みとは異なるものであった。自由にできる金がなかったころは(今もあまりないが)、ラジカセを社内に持ち込んだりしたこともあった。こうすれば、車内でいつもお気に入りの音楽を聴くことができるものの、カセットが片面終わるたびに入れ替えたりする手間がかかることが問題であった。

自分の車を持てるようになってからは、CDの再生できるカーオーディオを取り付けた。スピーカーも市販のものを取り付けたので、満足できる音質でいつも好きな音楽が聞けるようになった。CDは一枚しか入らないものであったが、そういうものだと思っていたから、十分満足していた。

所帯を持って、自動車もファミリー用のものに乗り換えたころはCDチェンジャーを取り付けた。自分の好きな曲ばかりを録音したCDを何枚も入れて、聴くようになった。ちょっとしたドライブなら、CDを入れ替えたりする手間はかからなくなった。しかし、今度は車内に置かれたCDチェンジャーの中身を入れ替えることが手間に感じるようになり始めた。

次に、その手間を省くために、USBメモリに保存したMP3データを再生できる機能を持ったFMトランスミッターを使うようになった。音楽の入れ替えは、容易になったものの、今度は他人の聞いている音楽が混信することに悩まされるようになった。FMトランスミッターは、小出力のFM波を車のFMラジオで再生する方式なので、他人の音楽が割り込んでくることがしばしばあったのである。推測の域を出ないが、違法に強い出力のFMトランスミッターを使っている輩がいるような気がするのだ。Webで調べると、FMトランスミッターの出力を上げる方法がいろいろ紹介されているから、やる気になれば容易に改造することができるだろう。私もそうしたいという誘惑にかられたことはあるが、実行に移すことはなかった。

以上のように、いろいろと工夫を重ねてきたわけだが、最近は、SDオーディオを使ってMP3の音楽をカーナビのオーディオで聴いたり、iPhoneに入っている音楽をBluetoothで接続して聴いたりしている。

もっとも便利なのは、iPhoneの音楽をカーナビで再生する方法だ。iPhoneなら、毎日パソコンと同期して、お気に入りの、今聴きたいと思っている音楽が必ず中に入っているからだ。

それでは、カーナビでiPhoneの音楽を再生する方法を簡単に紹介してみることにしよう。私が使っているオーディオはトヨタのディーラーでオプション購入したNHDT-W59である。

カーナビとiPhoneのBluetooth接続は簡単だ。前述のトヨタのカーナビの場合、

設定→オーディオ→Bluetoothオーディオ設定の順に操作し、iPhoneをカーナビに登録する操作をするだけ。登録は具体的にはカーナビとiPhoneの両方に同一のパスキーを設定する方法による。
カーナビの機器名称とパスキーを好きな名称に変更したら、今度はiPhone側でこの機器に接続し、カーナビで設定したものと同じパスキーを登録するだけでよい。これで、カーナビとiPhoneの両方にこの接続設定が記憶される。「自動Bluetooth接続」を「する」に設定しておけば、なんら操作をしなくてもiPhoneを持って自動車に乗り込むだけで、自動的に接続され、今までiPhoneで聴いていた音楽の続きが、カーオーディオから流れ出すことになる。ここまで文章で書いたから、接続の方法を箇条書きでまとめておくことにしよう。


Bluetoothオーディオ設定を選択するカーナビの画面
運転席に坐って手を伸ばして撮ったから斜めになってしまった
(iPhone 4で撮影)


【iPhoneとカーナビの接続方法】NHDT-W59とiPhone 4の場合

(カーナビ側の操作)

  1. 「操作」ボタンを押す
  2. 「オーディオ」をタッチ
  3. 「Bluetoothオーディオ設定」をタッチ
  4. 「登録」をタッチ
  5. 機器名称、パスキーを設定する
(iPhone 4側の操作)
  1. 「設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「Bluetooth」をタップ
  4. ここで先程設定した機器名称が検出されるので、その機器名称をタップ
  5. 出てきた画面で先程設定したパスキーを入力

以上で、カーナビとiPhone 4との接続が完了したはずだ。


カーナビ(トヨタ・ディーラーオプションNHDT-W59でiPhone 4の音楽を再生している画面
アーティスト名、アルバム名、曲名が表示される
(iPhone 4で撮影)


カーナビとiPhoneとを上記の方法で接続すると、カーナビからiPhoneの曲を再生することができる。カーナビのディスプレイで、再生中の曲のアーティスト名、アルバム名、曲名を表示させることも可能だ。

再生する曲順は、iPhoneで設定していたとおりになり、カーナビから曲を検索して再生することはできないが、ランダム再生のオン・オフ切り替えと、次の曲・前の曲を選ぶことはできる。特定の曲を選んで再生したいときは、iPhoneを操作する必要があるが、大体、聴きたい曲はiPhoneで設定済みだから、このことはあまり問題になることはないと思う。
私の場合は、iPhoneで全曲ランダムに設定していることが多いから、この点はまったく問題にならない。

以上で、快適にいつでもお気に入りの音楽を自動車で聴くことができる環境を手に入れることができるのだ。
いかがだろうか。トヨタで自動車を購入して、ディーラーオプションのカーナビをつけたという方で、iPhoneをお持ちの方はいらっしゃらないだろうか。もしも、対応機器を持っているにもかかわらず、きちんと活用していない方がいらしたら、ぜひ試してみることをおすすめしたい。


さて、上記のような状態でiPhoneに電話がかかってきたらどうなるだろうか。

疑問に思ったので、実際に試してみた。その結果は、カーオーディオの音楽がフェイドアウトして、iPhoneの着信音がなり、iPhoneで普通に通話することができた。そして、通話が終わると再びカーオーディオの音楽がなりはじめるという、理想的な動作が確認できた。

iPhoneは本当によく考えられて開発、設計されていると思う。iPhone 4Sが発売されて、私のiPhoneは最新型ではなくなってしまったが、日常的に使用している限り、何の不便も感じない。

iPhone 4は大変よくできた機械である。

2012年2月6日月曜日

おすすめのiPhoneアプリ 乗り過ごし防止に【TrainAlarm】

おすすめのiPhoneアプリ 乗り過ごし防止に【TrainAlarm】


電車の中でつい寝てしまい、気が付いたら降りなければならない駅を乗り過ごしてしまったという経験は、誰しもお持ちのことだろう。疲れている時や酒席からの帰りなどは、その危険性がとりわけ高くなることは言うまでもない。私の場合、考え事をしていたり、読書に夢中になったりなど、思いがけない理由で電車を乗り過ごしてしまうことも、あったりする。

実は私もついこの間、宴席からの帰りに、電車の中で立っていたにもかかわらず寝入ってしまい、気付いたら降りなければならない駅の二駅先まで行ってしまったことがある。既に上り電車は終了した後で、タクシーに乗ろうにもタクシー乗り場は長蛇の列。仕方がなく、家内に頼み込んで車で迎えに来てもらった。幸い翌日が休日だったから仕事に影響はなかったが、郊外の駅で深夜の寒さに耐えながら、情けない気持になったものである。

そのひと月ほど前には、朝の通勤電車で寝過ごしてしまい、約束の時間に少しだけ遅れてしまったこともある。余裕を持って出かけたから約束の時間に5分ほど遅れただけであったのだが、気付かないうちに疲労が蓄積してしまっているということもあるのかも知れない。私としては、それほど疲れていないつもりだったのだが。

そこで、最近インストールした乗り過ごし防止用iPhoneアプリ、「TrainAlarm」がなかなか優れ物だったので紹介してみることにしよう。

まず金額は0円。2012年1月31日現在無料である。

無料なので、きちんと使えなければその時はアプリを削除すればよいだけのことなので、気楽にインストールしてみたのである。

このアプリは、iPhoneのGPS機能を利用して、目的の駅の手前になるとアラームで知らせてくれるものだ。アラームが鳴るタイミングは駅の手前1km、3km、5kmのうちから選択することができる。アラームも三種類から選択することができる。私の場合あまり手前でアラームが鳴ると、駅まで着く間にまた寝入ってしまう恐れがあるから、駅の1km手前でアラームが鳴るように設定している。設定は一度すれば記憶されるから、都度設定する必要はない(当り前か)。

電車の中でうたた寝から覚めて、何処にいるのか判らない時も、このソフトが活躍する。「現在地」というボタンを押すと、ソフト上の地図に現在地が表示されるのだ。すいている車内でも、立っている人が邪魔で駅名が表示されているはずの電光掲示板が見えないことも結構あるから、この機能もなかなかよく考えられたものだと思う。

いろいろ書いたけれど、ともかく電車で乗り過ごすことを防ごうと思ったら、使い方は簡単。

降りる予定の駅名を検索して、出てきた駅名をタップするだけ。一度選択した駅は履歴に記憶されているから、二度目からは検索する作業自体が不要である。後は、目的地が近付いたらアラームが鳴るという仕組みだ。

というわけで、乗り過ごし防止アプリ「TrainAlarm」は、とてもおすすめだ。

なお、念のため書き添えておくが、私がおすすめしたこのアプリを使って寝過ごしてしまった場合でも、当方では一切責任は持てないので、そのつもりで。

無料のアプリだから、そこのところは自己責任ということでよろしくお願いしますね。

2012年2月5日日曜日

iPhone 4 でできること

昨年5月に、アイフォーン(iPhone 4)を購入した。

私は、長い間音楽データの管理にWindows Media Player (WMP) を使用してきたので、iTunesを導入することに少しだけ抵抗を感じていたのだが、アイフォーンへの同期のためにiTunesを使用するようになると、これがWMPと遜色ない性能をもっているいことが判った。
むしろ、iTunesでなければできないこともあり、結局、最近ではiTunesの方をもっぱら使用するようになっている。


筆者のiPhone 4
普段はケースをつけている


マナースイッチと音量調整ボタン


マイクロフォン端子とオンオフスイッチ


ドックコネクタ、スピーカー、マイク


さて、早速物凄く気に入っているアイフォーンの凄いところをレビューしてみよう。


アイフォーンでできることは・・・・。


1.iPodとして使用できる

大容量のきちんとした音楽プレイヤーとして使用することができる。
アルバム、アーティスト、曲名、ジャンルなどで検索して聴きたい曲を簡単に聴くことができるし、プレイリストを再生することも、全曲ランダム再生もできる。気に入ったアルバムを転送しておいて、全曲ランダム再生をするとなかなか気分がよい。
アイフォーン購入までは、携帯電話と一緒にソニーの携帯音楽プレイヤー(ウォークマン)を持ち歩いていたのだが、それが一台にまとまったので、文字通りスマートな生活が手に入った気がしている。


2.動画を転送して見ることができる

美しく、携帯電話よりは大きなディスプレイで動画を鑑賞することができる。
iTunesを使用することで、まだ見ていないテレビ番組を2話ずつ自動的にアイフォーンに転送したりすることもできたりする。(3話ずつでも4話ずつでも自在にできる。)


3.写真を転送して見ることができる

アイフォーンではない普通のデジタルカメラで撮影した写真をアイフォーンへ転送することができる。
iTunesの写真転送はフォルダ単位でしかできないので、転送の設定には多少の制約があるが、電車の中の時間つぶしなどには必要十分な機能である。ディスプレイも綺麗。


4.アイフォーンのカメラが結構使える

アイフォーンをデジタルカメラとして見た場合の性能は標準的、といったところだろう。撮れた写真は特別に美しいというほどの写りではない。
アイフォーンをカメラとして見たときの素晴らしさは、いつも持ち歩いていることにある。ここぞという光景に出合ったときには、既にアイフォーンが手元に存在しているのである。小型化したとはいえ、デジタルカメラはいつも持ち歩いているものではないので、日常のふとしたシャッターチャンスをとらえることができないのである。

おまけにアイフォーンで撮影された写真には、GPS機能を使って撮影した場所も同時に記録される。後で、「これどこで撮った写真だっけ?」と迷うことがなくなるのだ。





5.YouTubeの動画を簡単に見ることができる


YouTubeはコンテンツの宝庫である。自宅のパソコンでも、YouTubeを見ていると、すぐに一時間くらい経ってしまう。アイフォーンがあれば、外出先でも、ちょっとした時間つぶしにYouTubeを使うことができる。ただし、移動する電車の中などでは3G回線の転送速度が動画を見るには不足しているから、ダウンロードが完了してからみないと途中で動画が途切れることになる。外出先でYouTubeを利用するときは、私はマクドナルドなどの無料無線LAN(Wi-Fi)が使えるところで、コーヒーでも飲んでリラックスしながら使うことをお勧めする。
そうすることで、退屈な待ち時間を、有意義な一時に変えることができるのだから。



6.アイフォーンのカレンダーソフトが結構使える

グーグルカレンダーや自宅のPCのMicrosoft Outlookの予定表などとアイフォーンのカレンダーとを同期することができる。グーグルカレンダーを修正するとほぼリアルタイムでアイフォーンのカレンダーの内容も書き換えられる。外出先でアイフォーンのカレンダーの内容を書き換えると、グーグルカレンダーや自宅のPCのアウトルックのスケジュールも自動的に変更される。

この機能を設定してから、私は紙のスケジュール表を持ち歩くことをやめた。手書きのスケジュール表は見たい時にパッと見られる利点があるが、パソコンのスケジュール帳をいつも完全に書き写しているとは限らないからである。


7.Wi-Fi接続で高速インターネット環境が手に入る

自宅の無線LAN接続時はもちろん屋外でも、マクドナルドや駅などでアイフォーンなら無料で接続できる公共無線LANが結構たくさんある。
打合せの間にちょっとした時間が余った時などに、マクドナルドで有意義な時間を過ごすことができて、結構な満足感を味わうことができる。



8.パソコン用のWebページを見ることができる

パソコン用に作成されたWebページをそのまま見ることができる。フラッシュが再生できないのが玉に傷だが、それは重大な問題にはならない。十分に実用的である。


9.スマートフォン用に表示されるWebページが結構見やすかったりする

アマゾンやヤフーなどはアクセスするだけで自動的にアイフォーン用のレイアウトに変更されて表示されるのだが、これが結構見やすかったりする。




10.自宅のパソコンのブラウザのお気に入りを同期できる


これ結構重要。いつも見ているサイトに簡単にいつでもアクセスすることができる。同期はiTunesから行う。アイフォーンで設定したお気に入りも自宅のブラウザに同期できる。



11.iCloudがとても便利

iCloudはアイフォーンとパソコンと(所有している場合はiPadも)のデータをインターネット上のストレージ(Cloud)をとおして自動で同期できる仕掛けである。アイフォーンで撮った写真は自動でパソコンの「Photo Stream」というフォルダに保存される。自分で撮った写真をフォトストリームにアップロードすることもできるが、この用途に使うのは上記3の方法でデータをアイフォーンに転送した方が、ストレス無く写真を見ることができる。画像データは容量が大きいので、外出時に写真を見るたびに通信待ちの時間が生じるからだ。
アイフォーンのバックアップをiCloudに置くこともできる。

この機能の今後の進化は見逃せない。


12.ブルートゥースで接続して、カーオーディオでiPhoneの中の音楽を聴くことができる


Bluethoothで接続して、iPhoneに保存されている音楽をカーオーディオで聴くことができる。この接続方法なら、カーオーディオと一対一で接続されるから、FMトランスミッターのように他人の聴いている音楽と混信することもない。

iPhoneの音楽をカーオーディオで聴いているときに電話がかかってきたときは、自動的にカーオーディオの音楽がフェイドアウトしてiPhoneで電話に出ることができる。(これは、カーオーディオの仕様によるものかもしれない。)




13.いろいろなアプリを安価に入手することができる

最後になったが、これが一番素晴らしいことだ。いろいろなアプリが85円から購入することができる。円高の恩恵もあるが、絶対的な価格設定が日本とは異なるようだ。携帯電話用のアプリは最低でも350円はしたと思うが、iPhoneは世界中で大量に売れているから、アプリの販売量も膨大になるのだろう。そのため、安価にアプリを販売することができ、さらに競争力が高まり、さらにアプリが売れ、という好循環が出来上がっているものと思う。

そうそう、iPhone用には無料のソフトもたくさんそろっている。無料できちんと使える実用ソフトやゲームが大量に揃っているのだ。



結論。

アイフォーンは素晴らしい。購入して幻滅することはないと断言しよう。

次回からは、私が使ってみて良いと思ったアイフォーン用アプリについてレビューして行くこととしたい。

2012年2月3日金曜日

ThinkPad Edge E420 レビュー

無事に修理が終って、「ThinkPad Edge E420」が手元に返ってきたことは、先日このブログで書いたばかりである。その修理の顚末については、前回まで詳細に記載してきたので、ThinkPadブランドのノートパソコンの保守に関して御興味をお持ちの方は、御覧いただきたい。

では気を取り直して、きちんと動作する状態になったそのThinkPadを使って、「ThinkPad Edge E420」のレビューを書いてみることにしよう。

この製品はカスタマイズ可能なだけあってCPUだけをとっても、CeleronからCore i7まで選択することが可能である。最初に私の購入した製品のスペックをお知らせしておくことにしよう。

(私が購入した製品の仕様)
・インテル Core i5-2430M プロセッサー (2.40GHz, 3MB L3, 1333MHz) 
・Windows 7 Home Premium 64 正規版
・14.0型HD液晶 (1366 x 768 16:9 LEDバックライト)
・インテル HD グラフィックス 3000
・4GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用)

ちなみに私は、このパソコンはAmazonで購入したものだ。

天板はマットなしっとりとした質感

天板はマットなしっとりとした質感の塗装で仕上げられ、「lenovo」の文字と「ThinkPad」の文字が上品な感じでレイアウトされている。ThinkPadのブランドイメージと端正なデザインが、そう感じさせるのだろうが、外観のデザインは4万円に少し足せば買える製品とは思えない高級感を持っている。そもそも、上記のスペックの14型ディスプレイを持ったノートパソコンがこの価格で買えることが驚異的なことなのだが。

天板のThinkPadロゴ
ThinkPadの「i」の文字のドットが電源のインジケーターになっている

「ThinkPad」の「i」の文字の文字のドット部分が電源ONを知らせるインジケーターになっていて、電源を入れると赤く点灯する。これはふたを開けると同じ場所に現れる「ThinkPad」のロゴマークも同じように機能するのだが、小粋なデザインだと思う。
コストダウンのためか、HDDのアクセスインジケーターは省略されているが、私はそのことで特に不便を感じることはない。

もちろん日本語キーボード
赤いトラックポイントが付いていることはThinkPadを選んだ理由のひとつ

キーボードは、当然のことながら日本語キーボードだ。

一つ一つのキーは十分な大きさを持っていて、タッチの感触も良好だ。トラックポイントがあるために「G」「H」「B」のキーが多少押しにくい気がしないでもないが、普通にブラインドタッチで使用できる。

私がThinkPadを選んだ理由のひとつがこの赤いトラックポイントがついていることである。広い場所でパソコンを使う場合はマウスを使ったほうが便利なので余計な機能だが、ベッドの上で寝転んでネットを見る場合や、ソファーにくつろいだ姿勢で腰掛けて使う場合など、不安定な状態で使う場合はこのトラックポイントが威力を発揮する。トラックポイントのほかに、おなじみのタッチパッドも付属していて、使いやすいほうを使えばよい。

私は、不安定な場所で使う場合は、無意識のうちに赤いトラックポイントを利用していることが多い。トラックポイントにかける力を加減することで、ポインタの移動速度を調整することができるし、トラックポイントを使ったスクロールも容易である。何より、キーボードから手を離さないで、ポインタを操作できることは、大変便利だ。ちなみに、トラックポイントを利用したスクロールの方法は、左右のクリックボタンの間についているイボイボの付いているボタンを押しながら、トラックポイントを上下に傾けることで操作できる。

タッチパッドは二本の指の間隔を拡げたり縮めたりして、画面の拡大縮小ができる機能がついているし、タッチパッドの右端を上下になぞれば、画面を上下にスクロールさせることもできる。いまどきのタッチパッドに期待される機能は標準的に備えていると言っていいだろう。

これらの装備によって、このパソコンはマウスが使えない環境でも一定の操作性を持っているといってよいだろう。

このパソコン一台を街に持ち出せば、マウスが無くても文書の作成くらいは難なくできるだろう。無線LAN機能が付いているから、出先でイヤホンをつないで音楽を聴きながらネットを見たり、DVDで映画を見たりすることもできる。

ThinkPadの前面にはスピーカーが内蔵されている
サウンドは良好

写真では分かりにくいかもしれないが、「ThinkPad Edge E420」の前面にはスピーカーが内蔵されている。机に置いた上体では、スピーカーはやや下向きになるので、机に反射した音を聴くように設計されているのかもしれない。

一昔前のノートパソコンのイメージを持っていると、よい意味で裏切られる。「ThinkPad Edge E420」のスピーカーは低音こそ出ないものの、澄んだ美しい音を出してくれる。BGMとして、聞き流すには十分な音のクオリティを持っていると言っていいだろう。
しかし、このパソコンの音質の良さは、ヘッドホンをつないだときにこそ実感できるものだ。全く雑音は感じられず、MP3のデータを美しく再生してくれる。私の耳では、WalkmanやiPhoneのサウンドと区別することはできない。

価格コムなどのレビューを見ると、ヘッドホン端子に見える部分にはヘッドセット用のものが付いているらしいが、ヘッドホンをつなぐと普通に音楽を聴くことができる。


ディスプレイも精細だ

ディスプレイも精細だ。私は光沢液晶を択んだが、写り込みが気になるようなこともない。唯一の不満は、普段22インチのディスプレイを使っているためか、WXGA (1366x768)の解像度は、上下が少々狭く感じることくらいだ。が、この解像度は、ノートパソコンとしては標準的なものなのである。


私の購入したThinkPad Edge E420には、無線LAN、Bluetooth、Webカメラ、DVDドライブも搭載されている。


この価格で買えるパソコンでこの性能が手に入ったことに、私は十分満足している。
しかも、故障した時の対応も十分に信頼のおけるものなのである。


ThinkPad Edge E420は大変コストパフォーマンスに優れた優良な製品だ。




このノートパソコンは二台目のパソコンとしては勿論、故障しても一週間もたたずに修理されて戻ってくるのだから、メインのパソコンとして利用することも十分にできるだろう。若い男性なら外出用と、自宅で使うパソコンとこれ一台で十分兼用できると思う。私も、普段持ち歩こうとは思わないが、出張の時などには持っていこうと思っているのだから。


ただし、大切なデータが入っているパソコンを屋外に持ち出す場合は、データのバックアップだけはきちんと行いたいものだ。パソコンはお金を払えば同じものを手に入れることができるが、デジタルカメラで撮った写真のデータや、自分で作成したデータなどはバックアップを取っていなければ、パソコンの故障と同時に消失してしまう。バックアップの取り方は、以前このブログでも紹介したから、興味がある方は御覧いただきたい。




今日は、最近購入したThinkPad Edge E420についてレビューしてみました。




2012年2月2日木曜日

ThinkPad Edge E420 修理完了(自宅に到着した)

今日(今回も記事を書き終えたら日付が変わってしまっていたので、厳密に言えば昨日になるが)、帰宅したらThinkPad Edge E420が自宅に戻っていた。

復路も届けてくださったのは日通航空さん。

日通航空さん、御苦労さまでした。
そして、ありがとうございました。

送るときは係りの方が素早く梱包してしまい、じっくりと見ることができなかったのだが、今日、届いたパソコンの梱包を見たら、その素晴らしいことに感心したので、まずはこの梱包(パソコンポ)について書いてみたい。


パソコンポの説明書き部分
これを見るとこの梱包の構造が分るだろう

写真を載せておいたから見ていただけばおおよそ想像はつくものと思うが、これは段ボール箱の中に、パッキンの役目をする段ボールをセットして上下から挟みこむようになっているものだ。そして、このパソコンをはさみこむ部分は、ただ段ボールで上下から固定するのではなく、段ボールに貼られているビニールのようなフィルムでパソコンを文字通り空中に浮かせたような状態で保持するものなのである。


パソコンはこのように空中に浮くようにして保持されている

パソコンを出した後


なるほど、さすがは日本通運。

パソコンを輸送することに関して、これだけ合理的な方法を開発していることに正直言って感心した。これなら手間もかからず、なおかつ輸送中の振動なども吸収される素晴らしい梱包方法だ。

確かにこうして送られてきたのであれば、輸送中の故障については、まず安心していいだろう。

パソコンの天板(というのだろうか?)は、修理中に傷がついたりしないように、フィルムで保護された状態で手元に届いた。こういった心遣いが垣間見えるところも、IBMの修理に好感が持てるところである。

本来ならば、購入したパソコンが故障して、わずかの間でも使用することができなかったのだから、好感を持つというのも妙な話であるが、迅速にきちんと対応してもらえば、否定的な感情というものは不思議と湧いてこないものだ。



パソコンの天板はフィルムで保護された状況で届いた


早速起動してみたが、当然のことながら不具合はきちんと解消されていた。気のせいか、動作が速くなったような気さえする。キーボード右下部分(矢印キーのところ)が押すとぺこぺこしていたこともついでに伝えておいたのだが、この部分もきちんと対処してくれた。キーを押しても、しっかりとした感触で、きちんと改善されており、満足いく状態である。このブログも動作確認をかねて、今日は修理の完了したThinkPad Edge E420で書いている。

ハードディスクの中身は送った時のままで、すぐにもとどおり使い始めることができた。

パソコンがどこまで運ばれたのか要らぬ心配をしていたのだが、私のThinkPad Edge E420は、神奈川県大和市の日本IBMのサービスセンターから返送されてきた。つまり、ThinkPadブランドのパソコンははレノボの製品ではあるが、そのメンテナンスは今も日本IBMが対応しているということらしい。


修理完了
きちんと起動したThinkPad Edge E420



修理にかかった期間は、故障してからなら10日間。パソコンを修理のために引渡してからならわずか4日間であった。


レノボ製品は壊れやすいとか、メンテナンスが良くないとか、いろいろ言われているが、今回の私の体験から言えば、少なくともThinkPad製品に限っては、故障した場合のメンテナンスに対して、あまり心配する必要はないのではないかと思う


工業製品である以上、故障や初期不良の可能性をゼロにすることはできない。だからこそ、故障したときのサポートの水準が気になるのだが、今回のパソコン修理に関しては、大変満足できる対応をしていただいたと感じている。


私のThinkPad Edge E420が故障してから修理されて戻ってくるまでの顚末は以上である。




今回の故障、修理を時系列で整理すると次のとおりだ。

 1月22日(日曜日) 故障したことに気付く
 1月28日(土曜日) 修理の引き取りが来宅(日通航空)
 1月30日(月曜日) 修理が開始されたことをWebで確認
 1月31日(火曜日) 返送されたことをWebで確認
 2月1日(水曜日)  ThinkPad Edge E420が自宅に到着、修理完了


今は、このThinkPad Edge E420がこれからは故障することなく、長く使用できることを祈るような気分である。

2012年2月1日水曜日

ThinkPad Edge E420が返送された

先程、IBM Webサービスセンターで修理受付状況の検索から確認したところ、

ご返送いたしました。

の文字があった。

帰りの電車の中でiPhoneから見たときはまだ修理中だったのだが、既に修理が終わって発送されていたらしい。ThinkPad Edge E420は外国の製品だけに、サポートに一抹の不安を感じていたのだが、これならサポートも国産メーカーと同じか、それ以上の評価をしても良いと思う。

「修理受付状況の検索」には、機種名やシリアル番号と一緒に、

お預かり日 2012年1月30日
ご発送日  2012年1月31日

と記載されていた。修理も迅速である。

ただ、発送したことを知らせるメールは届いていなかった。
せっかくここまでの対応をしているのだから、修理が終り発送したのならその旨メールで知らせてくれるくらいのことはしても良いと思う。このWebページから確認しない限り修理の状況は一切わからないわけだ。もう一歩きめ細かいサービスをすれば、顧客満足度もさらに上昇すること間違いない。

送ったときも翌日にはつかなかったらしいから、今日中には届かないかもしれないが、今週中には間違いなく戻ってくることだろう。

今日はもう遅いから記事としては、ここまでにする。

ThinkPad Edge E420の修理のこれまでの状況は次の通りだ。


 1月22日(日曜日) 故障したことに気付く
 1月28日(土曜日) 修理の引き取りが来宅(日通航空)
 1月30日(月曜日) 修理が開始されたことをWebで確認
 1月31日(火曜日) 返送されたことをWebで確認