iTunes in the Cloudの詳細はこちら。どちらもアップルのページである。
これで、iPhoneで購入した音楽が、いつでもiPadやMac、Windows PCで楽しめるようになった。もちろんこの逆も可能。過去にiTunes Storeから購入した音楽は同じIDでログインしていれば、どのデバイスからでもダウンロード可能になったということだ。
この機能を有効にしておけば、Windows PCのiTunesで購入した音楽が、ほぼ同時にiPhoneにもダウンロードされる。この機能を使えば、これからは、iPhoneに同期するという作業自体が不要になるのである。ASCIIの記事が詳しいので、参考のためにリンクを貼っておこう。
しかし、この取扱いはiTunesから購入した音楽にしか適用されない。アメリカから始まり、様々な国ですでに取扱いが開始されているiTunes Matchは、まだ日本では提供が開始されないのである。
iTunes Matchとは、iTunes Storeで購入したのではない楽曲、例えばCDから自分で取り込んだ楽曲などでも、iTunes Storeの楽曲データとマッチするものは、同じIDでログインしているほかの機器にインターネット経由で同期可能となる、というものである。また、その曲が自動的に256kbpsのAACデータにアップグレードされるというメリットもある。
なかなか優れたサービスだと思う。
iTunes Matchのアメリカでの利用料金は年間24.99ドル。日本円で考えると、毎月200円でお釣がくる金額だ。これを高いと見るか安いと見るかは価値観によるものだと思うが、私のように大量の音楽データを持っている人間にとってはリーズナブルな価格設定で、大変有用な機能ではないかと思う。正直言うと、今回始まったiTune in the Cloudの機能追加はあまりうれしくはないが、このiTunes Matchにはとても期待しているのだ。
iTunes Matchは、今年(2012年)の後半には日本でもついに開始されるらしい。日本のレコード会社も、ついにアップルの戦略に効しきれなかったということだろう。
iTunes Matchは、今年(2012年)の後半には日本でもついに開始されるらしい。日本のレコード会社も、ついにアップルの戦略に効しきれなかったということだろう。
いうなれば、iPhone、iTunes、そしてAppleは現代の黒船というところだろうか。日本のメーカーは黒船を派遣してきたAppleに対抗できる商品を用意することができるのだろうか。国産の商品で同等以上の機能を持ったものがでてくれば、乗換えを考えてもよいのだけれど。
日本のメーカーは一層奮励努力してもらいたい。
頑張れ、日本。
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