2012年2月5日日曜日

iPhone 4 でできること

昨年5月に、アイフォーン(iPhone 4)を購入した。

私は、長い間音楽データの管理にWindows Media Player (WMP) を使用してきたので、iTunesを導入することに少しだけ抵抗を感じていたのだが、アイフォーンへの同期のためにiTunesを使用するようになると、これがWMPと遜色ない性能をもっているいことが判った。
むしろ、iTunesでなければできないこともあり、結局、最近ではiTunesの方をもっぱら使用するようになっている。


筆者のiPhone 4
普段はケースをつけている


マナースイッチと音量調整ボタン


マイクロフォン端子とオンオフスイッチ


ドックコネクタ、スピーカー、マイク


さて、早速物凄く気に入っているアイフォーンの凄いところをレビューしてみよう。


アイフォーンでできることは・・・・。


1.iPodとして使用できる

大容量のきちんとした音楽プレイヤーとして使用することができる。
アルバム、アーティスト、曲名、ジャンルなどで検索して聴きたい曲を簡単に聴くことができるし、プレイリストを再生することも、全曲ランダム再生もできる。気に入ったアルバムを転送しておいて、全曲ランダム再生をするとなかなか気分がよい。
アイフォーン購入までは、携帯電話と一緒にソニーの携帯音楽プレイヤー(ウォークマン)を持ち歩いていたのだが、それが一台にまとまったので、文字通りスマートな生活が手に入った気がしている。


2.動画を転送して見ることができる

美しく、携帯電話よりは大きなディスプレイで動画を鑑賞することができる。
iTunesを使用することで、まだ見ていないテレビ番組を2話ずつ自動的にアイフォーンに転送したりすることもできたりする。(3話ずつでも4話ずつでも自在にできる。)


3.写真を転送して見ることができる

アイフォーンではない普通のデジタルカメラで撮影した写真をアイフォーンへ転送することができる。
iTunesの写真転送はフォルダ単位でしかできないので、転送の設定には多少の制約があるが、電車の中の時間つぶしなどには必要十分な機能である。ディスプレイも綺麗。


4.アイフォーンのカメラが結構使える

アイフォーンをデジタルカメラとして見た場合の性能は標準的、といったところだろう。撮れた写真は特別に美しいというほどの写りではない。
アイフォーンをカメラとして見たときの素晴らしさは、いつも持ち歩いていることにある。ここぞという光景に出合ったときには、既にアイフォーンが手元に存在しているのである。小型化したとはいえ、デジタルカメラはいつも持ち歩いているものではないので、日常のふとしたシャッターチャンスをとらえることができないのである。

おまけにアイフォーンで撮影された写真には、GPS機能を使って撮影した場所も同時に記録される。後で、「これどこで撮った写真だっけ?」と迷うことがなくなるのだ。





5.YouTubeの動画を簡単に見ることができる


YouTubeはコンテンツの宝庫である。自宅のパソコンでも、YouTubeを見ていると、すぐに一時間くらい経ってしまう。アイフォーンがあれば、外出先でも、ちょっとした時間つぶしにYouTubeを使うことができる。ただし、移動する電車の中などでは3G回線の転送速度が動画を見るには不足しているから、ダウンロードが完了してからみないと途中で動画が途切れることになる。外出先でYouTubeを利用するときは、私はマクドナルドなどの無料無線LAN(Wi-Fi)が使えるところで、コーヒーでも飲んでリラックスしながら使うことをお勧めする。
そうすることで、退屈な待ち時間を、有意義な一時に変えることができるのだから。



6.アイフォーンのカレンダーソフトが結構使える

グーグルカレンダーや自宅のPCのMicrosoft Outlookの予定表などとアイフォーンのカレンダーとを同期することができる。グーグルカレンダーを修正するとほぼリアルタイムでアイフォーンのカレンダーの内容も書き換えられる。外出先でアイフォーンのカレンダーの内容を書き換えると、グーグルカレンダーや自宅のPCのアウトルックのスケジュールも自動的に変更される。

この機能を設定してから、私は紙のスケジュール表を持ち歩くことをやめた。手書きのスケジュール表は見たい時にパッと見られる利点があるが、パソコンのスケジュール帳をいつも完全に書き写しているとは限らないからである。


7.Wi-Fi接続で高速インターネット環境が手に入る

自宅の無線LAN接続時はもちろん屋外でも、マクドナルドや駅などでアイフォーンなら無料で接続できる公共無線LANが結構たくさんある。
打合せの間にちょっとした時間が余った時などに、マクドナルドで有意義な時間を過ごすことができて、結構な満足感を味わうことができる。



8.パソコン用のWebページを見ることができる

パソコン用に作成されたWebページをそのまま見ることができる。フラッシュが再生できないのが玉に傷だが、それは重大な問題にはならない。十分に実用的である。


9.スマートフォン用に表示されるWebページが結構見やすかったりする

アマゾンやヤフーなどはアクセスするだけで自動的にアイフォーン用のレイアウトに変更されて表示されるのだが、これが結構見やすかったりする。




10.自宅のパソコンのブラウザのお気に入りを同期できる


これ結構重要。いつも見ているサイトに簡単にいつでもアクセスすることができる。同期はiTunesから行う。アイフォーンで設定したお気に入りも自宅のブラウザに同期できる。



11.iCloudがとても便利

iCloudはアイフォーンとパソコンと(所有している場合はiPadも)のデータをインターネット上のストレージ(Cloud)をとおして自動で同期できる仕掛けである。アイフォーンで撮った写真は自動でパソコンの「Photo Stream」というフォルダに保存される。自分で撮った写真をフォトストリームにアップロードすることもできるが、この用途に使うのは上記3の方法でデータをアイフォーンに転送した方が、ストレス無く写真を見ることができる。画像データは容量が大きいので、外出時に写真を見るたびに通信待ちの時間が生じるからだ。
アイフォーンのバックアップをiCloudに置くこともできる。

この機能の今後の進化は見逃せない。


12.ブルートゥースで接続して、カーオーディオでiPhoneの中の音楽を聴くことができる


Bluethoothで接続して、iPhoneに保存されている音楽をカーオーディオで聴くことができる。この接続方法なら、カーオーディオと一対一で接続されるから、FMトランスミッターのように他人の聴いている音楽と混信することもない。

iPhoneの音楽をカーオーディオで聴いているときに電話がかかってきたときは、自動的にカーオーディオの音楽がフェイドアウトしてiPhoneで電話に出ることができる。(これは、カーオーディオの仕様によるものかもしれない。)




13.いろいろなアプリを安価に入手することができる

最後になったが、これが一番素晴らしいことだ。いろいろなアプリが85円から購入することができる。円高の恩恵もあるが、絶対的な価格設定が日本とは異なるようだ。携帯電話用のアプリは最低でも350円はしたと思うが、iPhoneは世界中で大量に売れているから、アプリの販売量も膨大になるのだろう。そのため、安価にアプリを販売することができ、さらに競争力が高まり、さらにアプリが売れ、という好循環が出来上がっているものと思う。

そうそう、iPhone用には無料のソフトもたくさんそろっている。無料できちんと使える実用ソフトやゲームが大量に揃っているのだ。



結論。

アイフォーンは素晴らしい。購入して幻滅することはないと断言しよう。

次回からは、私が使ってみて良いと思ったアイフォーン用アプリについてレビューして行くこととしたい。

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