ネットワークオーディオの導入に向けて心は傾いていたのだけれども、予算の関係で当面ノートパソコン(ThinkPad Edge E420)を活用してPCオーディオ環境を構築することにした。
ノートパソコン(foobar2000使用)→USB-DAC→オーディオアンプ→スピーカー
という経路で音楽を鳴らすことにしたのである。
音楽のリッピングは居間にあるメインのデスクトップパソコンで行い、モバイル用のハードディスク(HDD)にコピーする。このHDDをノートパソコンに接続して音源にする。
NASに置いてあるバックアップデータから音源を直接ノートパソコンへコピーすることも可能なのだが、Wi-Fi 経由で音楽データをコピーすると楽曲の途中に雑音が入ることがあるので、今のところこの一手間が必要な作業となっている。
NASのバックアップデータを使う方法は、コピーのコピーになるのでエラーが入る可能性が増えるということなのだろうか。インターネットで少し調べて見たのだが、この現象については同様の事例は見つけられなかった。そのため、解決策も見付からない。
これで、大量にあるCDを探し、一枚聴く度にディスクを入れ替えるという手間が不要になった。音質も、少なくともこれまで使っていた安物のCDプレイヤーと同等以上だ。
大量の音楽ライブラリーの全曲をまたいだランダム再生のような、これまで不可能であったことが可能になったことにも満足している。
いつも同じような曲ばかり聴いているために、何年も聴いていない曲があるものだが、この方法で再生すると、何年も聴いていなかった曲の新しい魅力に気付いたりすることがあって、なかなか楽しいものである。
Nexus 7 にインストールした「foobar2000 controller」を使えば、ベッドに寝転んだ状態で、曲を選んだり音量を調節したりすることができる。
寝転んで音楽を聴いていて、「この曲はなんていう曲名だったっけ?」という疑問もこのアプリを使うと、寝転んだままで解決することが可能。
PCオーディオ。
ノートパソコンが余っているようなら、USB-DACさえ購入すればこういうことが可能になるのである。なかなか面白いと思う。
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