2012年1月18日水曜日

パソコンデータのバックアップ用ソフト

前回はパソコンデータのバックアップについて記事にしました。

今回は、私がデータのバックアップに使用しているソフトについて紹介したいと思います。
以下、そのソフトごとに長所と短所とをレポートしてみたいと思います。

1.Windows Backup

私はデータバックアップのために2種類のソフトを併用している。一つはOS標準のバックアップソフト「Windows Backup」である。使用しているOSはWindows 7 (32bit版)。ウインドウズ・バックアップには画面右下に表示されている旗のマークの「アクションセンター」からアクセスできる。ウインドウズ・バックアップはマイクロソフトのOSに付属しているソフトだから信頼性は高いと思っている。
この方法で、ハードディスク丸ごとバックアップすることもできるし、データだけをバックアップすることもできる。バックアップはスケジュールを指定しておけば自動で定期的にバックアップを取ることが可能である。

しかし、ウインドウズ・バックアップには重大な欠点がある。バックアップの容量がオリジナルより大きくなってしまうのだ。私の場合Cドライブの使用状況は半分以上の空き容量があるにもかかわらず、そのドライブを丸ごとバックアップしているDドライブは八割程度まで使用されている状況である。

C,D量ドライブの使用状況は次の通り。Dドライブへのバックアップは数日前に一度削除してから行ったので、一度しか行われていない状況でこの容量である。

C:空き領域521GB/931GB
D:空き領域197GB/931GB

バックアップ領域の内訳は次のとおり。

データファイルのバックアップ:328.00GB
システムイメージ:403.52GB
その他:2.51GB

バックアップにシステムイメージを含めない設定も可能だが、まだ容量がおさまっているから私はOSが推奨するハードディスク全体のバックアップを行っている。

そしてさらに問題なのは、スケジュールによるバックアップを繰り返していくと、そのうち空き容量が不足してバックアップが作成できなくなるということだ。「最新のシステムイメージのみを保持することで、空き領域を確保」する設定にしていても結果としてバックアップが作成できなくなる。

その場合、過去のバックアップを手動で削除しなければならないのはあまりほめられたものではない。

また、バックアップにはその都度結構な時間がかかることも問題だ。正直言うと何か良いソフトがあれば、乗り換えたいと思うほどだ。


2.BunBackup

もうひとつ、私がバックアップに使用しているのはBunBackup。大変素晴らしいソフトである。こちらは本当にお勧め。初期設定が少しわかりにくいけれども、それさえクリアしてしまえば、ほとんど何もしなくても定期的に自動でバックアップを作成することができる。
また、初回のバックアップはデータをコピーするのだからある程度の時間がかかるが、これは技術的に仕方のないことだ。しかし、このソフトが素晴らしいのは二度目以降のバックアップの速さである。このソフトは、変更されたデータ、追加されたデータだけをバックアップ先へコピーする機能がある。この機能があるために、毎日バックアップしても全くストレスを感じない。バックアップ用のストレージが一つしかない場合は、私は断然このソフトをお勧めしたい。

音楽データなどで、ドイツ語やスペイン語など特殊記号が付いているファイル名にも問題なく対応する。

しかもこのソフトはフリーソフトなので無償で手に入れることができる。

バックアップ先にNASを指定することもできる。

BunBackupは、データをファイル構造ごと単純にコピーしてくれるので、NASとBunBackupを使用するとデータのバックアップだけにとどまらない副次的な使用方法もできるのだが、長くなったので、続きは次回にします。

次回は、NASにデータをバックアップするからこそ楽しめる、NASの便利で楽しい利用方法について記事にしたいと思います。

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