2012年3月10日土曜日

【知っていると便利なiPhoneの小技】iPhoneへの楽曲の同期を簡単にする方法

iTunesとiPhoneの連携技でiPhoneに好きな音楽だけを自動的に転送したり、最近入手した楽曲を自動的に転送したりすることができる。その方法を簡単に説明してみよう。

どれも、iTunesとiPhoneとを連携して使用することで可能となる方法だ。


1.好きな曲を自動的にiPhoneに転送する方法

楽曲に評価をつける機能を利用する。iPhoneで聴いているときに、特に気に入った曲があったら、星五つ(★★★★★)をつける。iPhoneでつけた評価は、iTunesにも同期して反映される。家でもパソコンで音楽を聴くときはiTunesを使うようにして、同様に好きな曲に星五つ(★★★★★)をつける。

ここでiTunesの「スマートプレイリスト」という機能を使う。スマートプレイリストとは、決めておいた条件に合わせて、iTunesが自動的にプレイリストを生成してくれる機能である。いちいち好きな曲をプレイリストに登録する手間をかけずに、iTunesが自動的にそれを行ってくれる。
日常的にiPhoneとiTunesで音楽を聴いていて、気に入った曲に星五つをつけることを繰り返して、ある程度の期間がたったら、次のステップに進もう。

iTunesで星五つ(★★★★★)の曲だけを集めたプレイリストを作成するのである。



「フォルダ」→「新規スマートプレイリスト」と選択すると、スマートプレイリストの条件を設定する画面が表示されるので、

「レートが」「★★★★★」「である」

と設定し、曲数の上限を決める(決めなくて無制限にしても良い)。曲を絞り込む条件は、「再生頻度の最も高い項目」などとすればよい。



ここで、「ライブアップデート」にチェックが入った状態にしておくこと。ここのチェックを外してしまうと、星の数を変えたときに、それがスマートプレイリストに反映されなくなってしまう。

あとは、このスマートプレイリストを保存するときに名称を決める画面になるから、判りやすいプレイリスト名を設定する。これで自分で最高の評価をした曲だけのプレイリストが手間をかけずにできる。

あとは、このプレイリストをiPhoneに同期するだけだ。

自分の好みで、条件を変えれば様々なスマートプレイリストを作ることができる。注意しなければならないのは、結果として生成されたリストの曲数があまり多くなりすぎないようにすることだ。700曲のプレイリストを作ってもあまり意味がないし、iPhoneの容量を無駄に圧迫することになってしまう。条件を調整するか、曲数の上限を制限しておこう。日常的には50曲もあれば十分だし、ロングドライブをするときでも日帰りなら100曲、1泊なら200曲もあれば十分だろう。

iTunesでプレイリストを表示すると、再生時間と容量も表示されるから、それを参考に曲数は調整すればよい。


2.最近入手した楽曲を自動的にiPhoneに転送する方法

これは簡単。

何もしなくても、iTunesに「最近追加した項目」というプレイリストがあるはずだ。これをiPhoneに転送すればよい。「最近」というのを2週間にするのか、1ヶ月にするのかはお好みで変更できる。頻繁に曲を購入している方なら、1~2週間、たまにしか買わない方なら1ヶ月くらいにするのが良いのではないだろうか。
「Podcast」を含めない設定にしたり、「ビデオ」を含めない設定にしたり、いろいろ調整できるから、好みの結果になるようにいろいろ調整してみるとおもしろい。

私はPodcastを含めないことにしている

ちなみにプレイリストの上で右クリックすると出てくるリストから「スマートプレイリストを編集」を選択すると、スマートプレイリストの条件を設定する画面が出てくるから、この期間を調整すればよいのだ。

iPhoneは本当に素晴らしいが、このiTunesと組合せることでさらにその魅力が増すのである。

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