2012年3月31日土曜日

iPhone 4では「Siri」が使えない

iOSのアップデートで、日本語でも「Siri」が使えるようになった。

しかし、「Siri」はiPhone 4S専用で、私の所有しているiPhone 4ではOSをアップデートしても使用することはできない。Siriを試してみたくて、iPhone 4でなんとか「Siri」を使うことができないか調べていたら、古いiPhone 4でも、「音声入力」の機能は搭載されているということが判った。この機能を持ったiPhone 4を一年近くの間、毎日使用していながら、この機能がついていたことに気付かなかった、ということなのだ。




従来からiPhoneでも「音声入力」は使用可能であったので、当然のことながら、私のiPhone 4でも従来の「音声入力」なら使用可能であるが、しかし、試してみたところ、この従来版の音声入力は非常に精度が悪いことが分って、がっかりしてしまったのである。

この音声入力はSiriと同じで、「ホーム・ボタン」を長押しすることで起動する。一見、使えそうな画面が出てくるので、早速iPhone 4に話しかけてみる。

「今何時?」と話しかけると「ただいまの時刻は○時○分です」と正しく返答してくれる。

ここまでは良い。もしかして使えるかな、と思ってさらに話しかけてみる。

「明日○○時に起こして」と話すと、私のiPhone 4は、いきなり「連絡先」に登録されている電話番号に電話をかけようとしてしまった。誤作動である。酒を飲んで帰って、寝る前に試してみたので、時間帯は深夜だ。こんな時間に、何年も電話したことのない異性の友人にいきなり電話をかけたりしたら、非常識極まりない。

それ以来、誤作動が怖くて、この機能は試していない。

時刻なら、画面を起動しただけですぐに見ることができるから必要がない。外出時には必ず腕時計をしているから、いちいちiPhoneに時刻を訊く必要もない。そして、ちょっと込み入ったことを話しかけたら、誤作動していきなり電話をかけようとしてしまうのでは、この機能は使い物にならない。今もこの記事を書くために「写真を撮りたい」と話しかけたら、いきなり「042」と発信しようとした。慌ててキャンセルしたが、心臓に悪い。iPhone 4の音声コントロールは、使わないほうが良いと思う。

しかも、残念ながら、この機能を無効化させる方法はないらしいのだ。

インターネットで読む限り、新しい機能であるSiriは結構使えるようだ。Siriの使えるiPhone 4Sに買い換えようかな、と一瞬考えたが、まだ購入してから二年間使用していないので解約すると金銭的負担が大きい。iPhone 5が出るまでは、このiPhone 4を使い続けることにするしかない。

駅や電車の中でiPhoneに話しかけるのは少々恥かしいような気もするし、私がこの機能を試すことができるのは、だいぶ先のことになるだろう。

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